【ガンバ大阪】監督交代劇を仕事で良くあることを当てはめる。
今回は本当に雑文である。めちゃくちゃな推論なので、公開したくもないのだけど、まとめておきたいし、自分の本業のための戒めにもしたいので記録させてほしい。
個人的な話だが、本業は人事採用や労務管理である。業務の内容は多岐にわたるが、人を採用する場面が華に見える仕事だけど、基本的には社員に楽しく働き、より良い人生を歩んでもらうためにサポートすることがメインになる。しょうもないトラブルに巻き込まれたりすることもある。よく経験するのが、社員の健康面での就業不能に陥るケースの対応だ。
そんな自分が、今回のガンバ大阪の監督交代劇に察するのは、宮本恒靖さんになんらかの事情があり職務遂行に支障をきたす状態になった可能性だ。小野社長、和田取締役、松波強化アカデミー部長の3人のうち誰かが、ツネさんの異変に気がつき休養をとるよう指示した。選手たちも何か異変を感じた。ご家族から何か相談事があったりしたんじゃないかと。
監督交代後の小野社長のコメントからは、
ガンバ大阪として宮本恒靖さんに対して、ゆっくりして気が向いたらサポートを継続すること。いつでも連絡をしてほしいと伝えてある。
2回目の監督就任の可能性があるから。
と示唆されている。いずれも、普通のプロサッカークラブのトップチームの監督解任としては違和感のあるコメントである。また、交代という表現にも意図性があるようにも思う。監督就任の経緯、宮本恒靖さんのガンバ大阪へのこれまでの貢献から考えると、敬意を示したということなのかなと思う節もあるのだが。その後の顛末を見るとやはりおかしい。
何が言いたいかというと、これ、表向きには成績不振による解任ということになってるが、真の理由は成績不振とは違う理由の可能性だ。状況が状況なだけに、その理由でも皆が納得する。しかし、健康上の問題は極めてプライバシーに関わる事柄で本人の名誉のためにも伏せなくてはならない時もある。
社員の誰かが突然、職務遂行不能に陥った場合、その社員のカバーは直属の上長が代行する。だから、今回は松波さんが就いている。だいたい、そんなことになるなんて想定もしていないので、後任候補などいない。就業不能に陥った社員が中間管理職である場合、その後継にその部下をつけることはできない。他の部署から適任な人物をあてがうか、急遽中途採用などをすることで、新たな人物を役職に据える。
もちろん、最悪の想定はしなくてはならないのだけど、社長などでもない限り、規定されていないので、場当たり的な対応になる。
うまくいかない人間関係などの連続
長時間の激務が続く
無謀な業務の内容
労働者の能力のキャパシティを超えた業務負荷
環境の突然の変化
思わぬアクシデント
元来持っているその人のパーソナリティ
宮本恒靖さんが職務遂行不能に陥る理由はいくらでもあった。ここまで頑張ってくれただけでありがたいし、申し訳ない。これまでの約30年間、あまりにもガンバ大阪は宮本恒靖に頼り過ぎたし、宮本恒靖は応え過ぎてくれていた。
これらはあくまでも、私の推測に過ぎない。ただただ宮本恒靖さんの健康を願ってやまない。どんなことになろうとも、宮本恒靖はガンバ大阪の永遠のレジェンドで、僕にとってのヒーローだから。そして、宮本恒靖さんがガンバ大阪のオフィスに電話をかけて、エンブレムを左胸につけた姿をもう一度見せてくれる日が訪れることを願っている。
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