オリガミキングが個人的ツボだった話
NintendoSwitch専用ソフト「ペーパーマリオ オリガミキング」
パッケージ画像(Amazonから引用)
このゲームは、物理的な厚みがペラペラなマリオが主人公のRPG「ペーパーマリオシリーズ」の最新作。
2020年7月に発売された新作も新作のゲームです。
(公式トレーラー)
https://www.youtube.com/watch?v=onILeXdNvRM
有名ゲーム実況者のキヨさんがYouTubeに実況プレイ動画を上げていたので、プレイはしたことないけど知ってるよ! という人は多いかもしれませんね。
さて、私のペーパーマリオ経験ですが、シリーズ初代の「マリオストーリー」をリアルタイムでプレイしたのが最後です。
なので、ペーパーマリオシリーズのプレイはものすごーく久しぶりです。何年ぶりだろうね…。
そんな久しぶりのペーパーマリオで先日ようやくエンディングを迎えました。
プレイを終えた総評としては
「製作陣の倫理観が心配(誉め言葉)」
です。
というわけで、本記事では、自分が感じたオリガミキングの良かったポイントを未プレイの方向けに書いていきます。
※ネタバレは極力しないように書きますが、全部初見で体験したいという方は是非ご自分でプレイしてみてください。
■トピックス
1.レベル上げの作業が不要なため比較的サクッとできる
2.何かありそうなところには大体何かある
3.ツッコミ不在のまま小ボケが繰り出し続けられる
1.レベル上げの作業が不要なため比較的サクッとできる
よくあるRPGと同じく、オリガミキングはストーリーを進めるごとに強い敵が出てくるようになるのですが、なんとプレイヤーレベルの概念が存在しません。
代わりに、旅の道中で「MAXUPハート」を手に入れることで最大HPと攻撃力が上昇するため、これがレベルアップの役目を担っています。
このハートは大体が「壊せる壁の向こう」や「ストーリーと無関係のキャラからもらえる」など、基本的には隠されているので、ストーリーを進めながら探してみてください。
ちなみに攻撃力は「ブキ」を使うことでも上げることができます。
「ブキ」はブーツやハンマーなどの種類があり、店で買うか拾うかすると手に入ります。
なお、この「ブキ」は何回か使うと壊れてしまうので、私は壊して買い足してを繰り返し、基本的に貧乏な状態での旅となりました。
攻撃力が強いと敵を一撃で倒すことができるのですが、攻撃力が弱いと敵を一撃で倒せずに反撃を食らって死にます。
金で力を買って殴るゲームということですね。シンプル!
では全体的にやりがいに欠けるのでは? と思われるかもしれませんが、バトル面が楽な一方で、非常に謎解き要素が多くなっています。
謎解きの難易度は人によって感じ方が変わると思いますが、個人的にはちょうどよく感じました。
そんなシステム故にストーリーをサクサクと進めることができたので、良いポイントとして挙げさせていただきました。
2.何かありそうなところには大体何かある
オリガミキングでは諸事情により、各地のキノピオが理不尽に行動不能になっています。
その行動不能なキノピオが道中のいたるところに存在するので助けてあげる必要がまあ、一応あるのですが、大体の場合はキノピオの形を成していません。
そのためキノピオを助けてあげるには、色々な場所や物を調べる(ハンマーで叩く)ことになるのですが、これがとにかく変な隠し方をされています。
蝶々に折られて空を飛んでいたり、丸められて穴に詰め込まれていたり、ぐしゃぐしゃにされて道端に捨てられていたり、花に折られて花壇に植えられていたりと、製作陣はキノピオに対して恨みでもあるのかと言わんばかりに雑な扱いをされています。
そしてそのキノピオが、多いと1つのマップに数十体は存在するので、目に見えるものすべてに対して「あそこにある物体、実はキノピオなのでは……?」と疑いのまなざしを向けるようになります。
しかしそれにより飽きがなく、とても楽しい。
よって良いポイントとして今回挙げさせていただきます。
3.ツッコミ不在のまま小ボケが繰り出し続けられる
オリガミキングでは、マリオは言葉を発さずに他のキャラクターのセリフにより物語が進みます。
そんな「他のキャラクター」なのですが、一言で言うと、登場するキャラクターの大半は頭のネジが外れています。
とにかく会話が嚙み合わず、話が飛躍しまくります。それ今言う? と感じる場面が9割を占めています。
そしてこれは「2.何かありそうなところには大体何かある」にて挙げたキノピオも例に漏れず、冒険の間は常に亜空間から襲い掛かる小ボケにあてられることになります。
そんなゲームですが、私はいわゆるシュールな笑いというものが大好きなのでめちゃくちゃハマってしまい、今日も亜空間で暮らしています。
真面目すぎる方やジョークが苦手な方はストレスに感じるかもしれませんが、私はとても気に入ったので今回良いポイントとして挙げさせていただきました。
以上、オリガミキングで私が良いと思ったポイントになります。
「これは変なゲームです」という感想を長文を用いて説明した形になってしまいましたが、笑いあり涙ありのとても楽しいゲームでした。
これを読んで「欲しい!」と思った方、是非購入してください。
一応、ストーリークリアまでのプレイ時間の目安は、35時間ほどになるかと思います。
隠し要素のコンプリートを含めても、50時間は行かないんじゃないかなーと。
ボリュームも難易度もゲーム初心者にもオススメなので、気軽に亜空間ワールドに突入していただけると私も嬉しいです!
本記事は以上になります。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
良ければ「スキ」を押していっていただけると嬉しいです!