バスケ選手の体幹トレーニング(理論編)
こんにちは!!ジャンプの学校トレーナー森です^^
今回の記事はバスケットボール選手に必要な体幹トレーニングについてお話したいと思います。
体幹って?
「体幹」という言葉、スポーツをしている人なら一度は耳にしたことがあるかと思います。「コア」とか「丹田(たんでん)」というキーワードも一時期流行りましたよね。「腹筋・背筋」をイメージされる方も多いでしょう。
体幹トレーニング
サッカーの長友選手のトレーナー木場氏考案の「KOBA トレ」なんかも体幹トレーニングとして有名ですよね。
体幹を鍛えれば当たり負けしない、バスケットボールにおいてはボックスアウトがしっかり出来る事でリバウンドで優位に立てるなど、相手とのコンタクト(接触)を伴うプレーに必要というイメージがかなり定着してるのではないかと思います。
フィジカル=体幹?
私が学生だった15年以上前から体幹トレーニングというのは行われており、「当たり負けしない身体を作るには体幹が大事」と当時の監督がよく話していた記憶があります。フィジカル強いやつ=体幹強い、みたいな。
では、本当に体幹トレーニングを行えば当たり負けしない身体が作られるのでしょうか?
体幹はどこ?
そもそも体幹とはどこをいうのか?超×超簡単にいうと、だいたいこの辺↓↓↓↓
みぞおちから太ももの付け根ちょい下くらいまでのエリアで、筋肉のカバーで覆われている部分です。細かく説明すると長くなるのでかなり大雑把に説明してます(笑)
要するにおへそを中心にぐるっと1周。皆さんがイメージしているのと近いのではないでしょうか?
体幹の筋肉たちは常に使われている
こんな感じの手足が可動するオモチャありますよね。私もこういったオモチャが好きでした。片足を浮かしたり腕を上げてポーズを決めて、いざ立たせようとすると・・・中々立ってくれない。こんな経験無いでしょうか?
これは人間で考えるとありえないですよね。
オモチャだと腕を上げると腕の重みで身体は倒れますが、人間は普通倒れません。これは体幹の筋肉が働いているお陰なのです。
歩くときや腕を上げるといった単純な動きでも体幹の筋肉は常に働き続けているし、これは無意識に身体の中で行われる大変すばらしい機能です。
体幹が安定して→腕が動く。体幹が安定して→足が動く。この順番、タイミングが大事です。
ただし!!
バスケのリバウンドやドライブなど力強くスピードのある動き、いわゆるスポーツ動作の激しい動きに対しては、それに振り回されないように体幹部も力強く、そしてタイミング良く働いてくれなければいけません。
また、シュートのような正確性が求められる動きでは腕をリラックスしてスムーズに使うような動きの中でも体幹が働いていなければなりません。逆を言えば体幹を安定させるだけでなく、安定させたまま腕や脚を上手く扱う必要があるという事です。
安定させるだけのトレーニングだけではパフォーマンスは上がりづらい
体幹の筋肉が正しく働かないとどうなるか・・・
①怪我・・・
激しい動きに筋肉が反応出来ないので、腰椎(腰の骨)や靭帯などに負担がかかってしまい腰痛を引き起こしたりします。もちろん腰だけでなく、股関節や膝、足首にも影響が出てきます。
②力みやすい・・・
体幹が安定しない⇒腕や脚の筋肉で代わりに安定性を保とうとすることで肩や股関節をスムーズに使えず、力んだプレーになってしまいます。力んだプレーはパフォーマンスが上がらないだけでなく、先程上げたようなケガにも繋がります。
『体幹』を考える上で大事なこと
以上、体幹について大まかに説明してきました。まとめると、
・バスケのような激しい動きで耐えられる体幹の筋力
・タイミング良く体幹の筋肉が働くこと
・体幹部を安定させながら腕や脚を思った通りにコントロール出来る事
これらの事をしっかり理解して体幹トレーニングに取り組んでいく必要があります。
次回私が担当するブログの中で実際のトレーニングをお送りします。
お楽しみに(^^)/
☞🏀出張可!ジャンプクリニックのご案内🏀
LINE@、Twitter、Youtube『ジャンプの学校』に登録いただくと定期的にジャンプ力アップに必要な情報をお届け致します!下記リンク👇をクリックしてご登録ください!また質問も受け付けています!
LINE@ ジャンプの学校 https://line.me/R/ti/p/@hot4611b
Twitter ジャンプの学校 https://twitter.com/jyanpunogakkou?lang=ja
youtubeチャンネルもあります!https://www.youtube.com/channel/UCV2QhwvViIr3u01tk-OBVbQ/