なぜ山を走るのか考えてみた。
モントレイル戸隠マウンテントレイルに参加してきました。
ロングの部20km。
トレイルランは山を走る種目なので大体ロードに直すと距離+10kmを走る感覚になります。
定期的にトレイルランの大会に参戦しています。
なぜ山を走るのか?
なぜわざわざ苦しい想いをしてまで走るのか?
成長を確かめるためとか、健康のためとかさまざまな答えがあるかもしれません。
しかし、標高1000m以上の山の中を20km走るとか、もはや成長もクソもありません。もちろん健康のためにもなりません。
自分の中の回答としては、ひたすら苦しいことにどれだけ耐えられるのかの
確認作業をするためです。
ドMです。
山の中を走るということは、自分の想定外なことが起こります。
足を攣る、
雨天で濡れた山道、
もはや川の中を走る、
下り坂で転倒する、
想像以上の急登など…
そこにいかに対応するのか、瞬間瞬間で判断しながら競技を行います。
もはや考えている暇はありません。
感じるままに対応が求められます。
この日常生活では体験できない状況にどれだけ上手に対処できるのか決断を下せるのかが個人的には醍醐味だと思います。
頭脳ゲームです。
ドMにはたまらない頭脳ゲームです。(個人の感想)
それでもこんな風景にも出会えるのがトレランの醍醐味。
それと走った後の爽快感は半端ない。
なんでまぁ悪魔的にビールが美味しくなってしまうのか。
疲れた身体に染み渡る。
もはや血管に流れているのは麦酒であるに違いない。
走って意味があるの?とか
なんのために山走ってるの?と問われてしまうことがあるけれども、
その行為自体を楽しんでいるだけだし、
個人的にはパズルとか謎解きみたいな感覚で
自分の身体を通して解決図っていく頭脳ゲームなので、
この競技の向こう側に何かがあるわけではありません
しかし、ハマると確実にハマってしまう競技であるのです。またどこかのお山を駆け抜けて行きたいと思います。
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