渡辺料理研究事務所

「化粧品を見る輝きを食品にも」をコンセプトに 食の事業を展開中。 ○手打ち蕎麦屋 無農薬蕎麦粉 無添加出汁 大阪市北区末広町2-8 毎週月曜日営業 11時半〜15時 堺筋線・谷町線南森町駅より約徒歩7分 ○化学調味料、保存料不使用  万能白だし「第9番」販売予定。

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「化粧品を見る輝きを食品にも」をコンセプトに 食の事業を展開中。 ○手打ち蕎麦屋 無農薬蕎麦粉 無添加出汁 大阪市北区末広町2-8 毎週月曜日営業 11時半〜15時 堺筋線・谷町線南森町駅より約徒歩7分 ○化学調味料、保存料不使用  万能白だし「第9番」販売予定。

最近の記事

化粧品を見る輝きを食品にも。

秋の時雨にこんばんは。 突然ですが! 明日10/25  8時にスタート、クラウドファンディングに挑戦します! https://camp-fire.jp/projects/view/624742 開発を続けてきた調味料を販売していくために、クラウドファンディングに挑戦します。 良ければプロフィールにリンクを貼ってますので覗いてください。 よろしくお願い致します。 拡散超希望です! #クラウドファンディング  #渡辺料理研究事務所 #料理 #出汁 #調味料

    • 第七話 夏そばと秋そば

       夏そばは九州が四月上旬頃から北海道は六月下旬に種を撒き 九州では六月中旬頃から、北海道でも八月中旬には収穫が終わります。 東京では暑い盛りに出回ることになりますが、 地方によって旧盆の振る舞いに間に合うようにと日数を逆算して種を撒いたものだとも言われています。  夏そばは日照時間が少ない為、メシベが発育不全で秋そばに 比べると色や香りがどうしても薄くなり、味も淡白なものになってしまいます。    秋そばは北海道が七月上旬頃から九州が九月上旬に種を撒き一番早く収穫されるのが

      • 第六話 蕎麦湯

         今では蕎麦を食べた後に多くの蕎麦屋さんで出てくる蕎麦湯。 食後に一口飲むと口の中に蕎麦の香りが広がり、食後の余韻が広がる 蕎麦湯ですが、一説には蕎麦を食べた後に蕎麦湯を飲むというのは 元々、信州の一部地方の習慣だったそうで江戸時代の中頃までには 無かったみたいです。  蕎麦湯は蕎麦を茹でた時の茹で汁が濃くなりすぎた時に本来は捨てていたらしいのですが、 蕎麦を茹でた湯には、蕎麦のタンパク質やデンプンが溶けていて栄養があります。  蕎麦はバランスのとれた栄養食。 中でも蕎麦

        • 第五話 蕎麦の三たて

           蕎麦の三たてとは美味しい蕎麦の三条件として使われたてきた言葉で 三つのたてとは「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の事です。 この三つが大事で美味しい蕎麦をいただく為の条件であります。 「挽きたて」 言葉からも解るように製粉したばかりの蕎麦粉を使うという意味です。 蕎麦粉は香りや味の劣化が非常に早いので、挽きたての蕎麦粉を使うのが 美味しい蕎麦にする為の最初の条件になります。 「打ちたて」 打ってから長く時間が経ってしまうと味、香りともに落ちてしまいます。 打ちたてとい

          第四話 「ざるそば」と「せいろそば」

           蕎麦ブームが浸透して来た江戸中期。 いくつものお蕎麦屋さんが街道沿いに立ち並びます。 今も昔も、商売に必要なのは他店との差別化。 そこで「蕎麦を竹ざるに盛ったら、涼やかでうまいんでねえか?」 と伊勢屋は考えました。案の定、大ブレイク‼︎ みんなも真似し始めて竹ざるに盛ってある蕎麦「ざるそば」が広く浸透していきました。  やがて明治に入り食文化も変化して来て「ざるそば」にもみ海苔を加えて 提供するようになりました。  続いて「せいろそば」これは江戸時代の後期に誕生します。

          第四話 「ざるそば」と「せいろそば」

          第三話 「かけそば」と「もりそば」

           日本で蕎麦がブレイクしたのは今から四〇〇年前、江戸時代。 蕎麦って蕎麦をつけるための付けつゆがありますよね。 ちゃきちゃきの江戸っ子はとてもせっかちです。 そんな江戸っ子が蕎麦を食べる時にやるようになったのが、めんつゆを蕎麦に そのままぶっかける。そうすればすぐに食べられるし食べる器も一つで済むから、一石二鳥だぜ。 ということで江戸にあった「信濃屋」が蕎麦につゆをぶっかける 「ぶっかけそば」を売り出しました。 これが今でも呼ばれる「かけそば」の由来になったのです。    か

          第三話 「かけそば」と「もりそば」

          第二話  蕎麦の歴史

           蕎麦の起源は中国雲南省。 中国の長江とメコン川の上流にある秘境だと言われています。 日本では縄文時代の遺跡からソバ属の花粉が見つかっており、そば栽培は縄文時代に 始まったと考えられています。  鎌倉時代に中国から挽臼が伝わり、江戸時代半ばまではそば粉を熱湯でこねて 餅状にしたそばがきとして、そば料理がようやく始まりました、 麺の形状いわゆる「そば切り」となったのは江戸時代の少し前から。 それまではそば粉だけの生粉打ちだったと考えられ ボソボソ状態で麺線に加工、成形すること

          第二話  蕎麦の歴史

          蕎麦は何故からだに良いのか?

           むかーし昔は毎日の食べ物で体調を整え、健康を維持してきたものであります。 蕎麦は栄養バランスがとれたスローフード。 日本最古医学書「医心方」に「蕎麦は五臓の汚れたカスを洗い流して、精と神を繋ぐ。 その葉を煮て、野菜として食することもできる。」とあり昔よりその効用が謳われています。  蕎麦の主成分はデンプンですが、その他にもタンパク質、各種ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいます。 タンパク質は生命の維持や成長に欠かせないものですが、蕎麦は白米やうどんと比べて かなり多く

          蕎麦は何故からだに良いのか?