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納得いかないnoteブログの話(文末後に投げ銭100円)

ずーーーっと、納得いかなかったのです、noteブログ。
途中で有料ラインがあって、この先を読みたい方はお金を払ってください、というシステム。
 
2011年から「私の中の森」というブログを書いてきて、読者の方や周囲の人からは、「無料で読むのが申し訳ない」「もったいない」「有料にした方が良い」と言われてきて、
 
noteで有料ブログをやった方が良いって、たくさんの人に言われてきたけど。
 
昨年、実際に始めて見ると「なんか違う」
何が違うか判らないけど、「ちがうんだ」という思いが降り積もる。
 
周囲の勧めで、一応、有料にしたけど。
これは絶対有料でしか開示したくないという情報を書いた文章は有料でも抵抗が無かったけれど。
 
やっぱり、違和感。
自分が自分で無くなるような。
 
自分でも何が違うのか判らなかったのが、昨日、「ああそうか!」って。
 
私が文章を書き始めた原点は、
「今、暗闇にいる人の世界に灯る灯りとなるような文章を書きたい」
だったからなんだと。
 
自分の手のひらさえ見えないような暗闇の中で生きている人の世界に、どんなに小さな灯りでも良い。
暗闇に灯りを灯したい。
どんなに小さくても、その灯りは、自分の姿を、形を、浮かび上がらせてくれるから。
 
大事な大事な、根本の思いを、忘れていた。
 
「そんな世界にいる人に、灯りをつけて欲しかったらお金を出せって言うの?」って、私の心は抵抗していたんだと思う。
  
お金を得られればいいと言う訳ではないんだよ。
少なくとも、私は。
 
私の一番の希望と言うか、衝動というかは、「書きたい」「言葉を、思いを、届けたい」
そして、その言葉が結果的に、誰かの世界にともる小さな灯りとなるような。
そんな文章を書いていきたいと思っているから。
 
慈善とか、救いとか、愛とかじゃなく、
それが、単純な私の衝動なんだよ。
 
「判ってる?私?」
 
私自身が、自分の掌も見えない暗闇で生きているような時があったから。
「書く」ことで、私は救われてきたから。
 
「お金を払わないのが申し訳ない」と言われても、
「本を出さないんですか?」「出した方が良い」と言われても、そんな気にならなかった。
 
文章を書くことで、私の世界も、明るくなっていったから、それで十分だと思えていたんだと思う。
 
だから、「ここから先を読みたければ〇〇円お支払いください」という有料ラインが、もどかしかった。
 
―それは、違う。
 
だって、私は灯りを灯したい、読んで欲しいんだから。
 
本を出すのは、(出版もしていないのに言うのもなんだけど)限界があると思った。
本当に、一部の人にしか届かない。
 
暗闇にともる灯りは、国境や、距離や、環境や、言葉なんてかまわずに、超えていくもののはずだ。
 
ただ、伝えたいんだ。
 
私は、伝えたいんだ。
 
もっと言えば、書きたいんだ。
純粋な衝動として。
ひたすらに、書きたいんだ。
 
それは、「お金を稼ぎたい」「お金持ちになりたい」とかは、全く違う衝動。
 
ただ、書きたいんだ。
誰かに、届けたいんだ。
届いて欲しいんだ。
評価なんて関係なく、お金なんて関係なく、書きたい。
 
文章を書くのは、私の呼吸だから。
 
選ぶ言葉、改行、間、言葉の持つ音、平仮名と漢字のバランスなど全てが、
その時の、私の呼吸。
 
私は、そんな風にしか、息を吐けないんだ。
 
それまでにたくさん息を吸っているから、
息を吐きたいんだ。
 
文章を書いて呼吸をしないと、心が死んでしまうんだ。
 
…だから、読んでもいない部分にお金を払ってもらうのは、心苦しい。
 
他の人は、それぞれの心に問いかけて、自由に決めたら良いと思うけど、
私にとっては、文章を書くという事は、そういう事。
 
だから、私のnoteブログは、全文を読んで、
「これは、お金を払う価値がある」
「応援したい」
そう思った人だけが、
路上のパフォーマーにするような、「投げ銭」として、文末後に支払えるように変えました。
 
有料ラインは文末後にあります。
 
お金を払っても良いと思った方だけ、お支払いください。
 
私が望むのは、お金じゃなくて、「読んでもらう事」
 
誰かの心に届く事。
 
暗闇に灯りを灯す事だから。
 
 お読みいただきありがとうございました(人)
あーーーーーー!スッキリした!やっと、息が出来た!
やっと、自分を取り戻せたよ!ありがとう!
(了)

投げ銭ライン↓ 無理にとは申しません。100円払っても良いと思ってくださった方だけお願いいたします。

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