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後期週末スクリーングと学歴差別

後期週末スクリーング(法学・日本国憲法)


先日、3週連続日曜日に開講の後期週末スクーリングが無事、終わりました。

科目は教養科目の法学(日本国憲法)です。2単位。

初夏に行われた前期週末スクーリングの時は、クーラーが寒くて苦労したのですが、今回は単純に冬の寒さでやはり辛かったです。オバハンを痛感。
空調は入っていたのかなぁ?夏より休み時間の女子トイレの列が長かったです。


日本国憲法の授業ですが、中国系と思われる先生が教えてくれまして、どうして
日本の法の研究の道に進まれたのかな?と聞いてみたくなりました。
すごく難しい専門用語もなめらかに話されていて、私より日本語を知っているや…と情けない気持ちも。


ただ聞いているだけでは眠たくなりそうな法律の概要を、具体的な判例を用いて
解説することによってストーリーが見えて理解しやすくなる、といった進め方
でした。

             テキストはこちら↓↓↓

『判例法学 第5版』有斐閣/2860円(泣)


日本人でありながら、正直憲法について深く考えたこともないし、これを機会に
基礎的な知識だけでも身に付けばという思いから選択しましたが、そもそもの人権の体系や、様々な日本国憲法の歴史上鍵となった判例について触れることができ、有意義な学びとなりました。


最終日の試験は、ありがたいことに自分で学習した手書きノートは参照可でしたので、すでに仕事を辞めて有休消化中の私は丸1日かけてノート作りをして試験に
挑みました。
範囲がある程度しぼられていたのですが、たくさん勉強した割に試験問題は
ひとつの判例だけを取り上げるものでした。
よって大して字数を稼ぐことができなかったです。
果たして合格しているのでしょうか。結果はまだ先です。


こうして私なりに(あくまで私なり)勉強に苦労していますが、今年度は結局、
あまり単位を取れそうにありません。20単位に満たないくらいでしょうか。

最近まで仕事で少し病んでいたこともあったとは思うのですが、改めて
働きながら学ぶという通信制大学のエグさに呆然です。
休みや空き時間が勉強時間に取られるため、プライベートが削られていく…
その味気なさに、好きで始めた勉強なのに、なんだかなーと複雑な気分になる
時があります。

これから就活もあるし、娘達は受験だし、夫は部屋に引きこもっているしで、
どこを軸に生きているのか、何を目指しているのか自分でも全く分からない。
でも目は眼精疲労で常に血走っている…(コワイ)

楽しく学べている方、コツコツ続けていらっしゃる方、卒業した方、
本当にスゴイ!(マジリスペクト)

高卒のくせに


挫けそうな私に対し、最近中学生の反抗娘が新しい攻撃を覚えたようです。

「高卒に言われたくない」「高卒のくせに」「パパは大学出てるよ」



・・・・
がぁーん!!

ついにそんな事言い始めたのか…

どうしてそんなレイシストになっちゃったのさぁ。

傷付きます。シンプルに。


学歴や出自や見た目で人を差別するような偏見だけは持たせないように心掛けて
きたのに…。子育てって、クソ思い通りにならない。

「高卒のくせに」に傷付く自分がいるなら、その劣等感によって固定概念を自分の中に再認識します。人は誰しも、社会の目から逃れられずに生きるのですね。

『まなざしの地獄』見田宗介著/河出書房新社
社会学の本だが、ある若者による事件が題材の上質なノンフィクション。
すごい本でした。


傷をエネルギーに変えて、脱・高卒を目指して地道に頑張るしかないようです。

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