Mijas 2007年1月26日
さあ、山場盛りだくさんの旅ですが(自分で言うな。)、今日はアルヘシラスを後にして、あこがれのスペインの白い街、ミハスへ! いつからかはわからないけど、僕の人生でやりたいことのリストに「スペインの白い街にロングステイする。」っていうのがある。写真で見たことはあるけど、こじんまりしていて、お洒落。ロマンチスト(恥)な僕にはピッタリな街だと思った。
役に立たないガイドブックによるとマラガという街から1時間くらいでつくらしい。でもバスターミナルに人に聞くと、地図にも載ってないような街からバスで行けと言われた。ちょっと不安だったけど、その人の言うことに従うことにした。
まず、その街に行くバスに乗ったのだけど、バスの走行中に、僕の席の斜め前にある、後方のドアが勝手に何度も開いてしまう。何度の止まって運転手が修理しようとしていたが、結局直らず、運転手のマフラーで結んで固定し、近くのターミナルまで行きバスを交換した。ハイウェイも走ってたから、結構危険だったよね。
なんてハプニングもあったけど、目的地に3時間くらいで着いた。(名前が分からないんだよぁ、この街...) ちなみにここらへんはアンダルシア地方と言って、温暖な土地で夏はひまわり畑の景色が有名。片側は海で、反対側は山。かなりのリゾート地みたいで、道中はビーチ、プール付きホテル、ゴルフ場などがたくさんあった。着いた街も、観光地っぽい。しかも久々のスーパー発見!! スーパーは安く買えるから大助かり。また、パンとハムを買って、ミハスで食べることにした。
さて、ミハスに向かうためチケット売り場へ。僕の予想ではここから離れた土地にひっそりと辺境の街ミハスがあると思っていた。でもなんか様子が違うんだよね... 聞いてみると、ミハスへはバスで20分くらい。しかも1ユーロで、本数も15分に1本出てるんだって。バス停に行くと、人が並んでる。なんか想像と違う。結局、乗ったバスは満席。バスも、長距離ではなく、近所を走る、循環バス。こんなんで辺境にいけるのかなと思っていると、なんとホントに20分くらいで着いてしまった。なんてことはない。さっきの街から見える、山の麓にある街がミハスだったのだ!辺境なんて僕の勝手な妄想だったらしい...
率直な街の感想は、かなり期待外れ。街って感じがしない。かなり観光地化していて、生活感がない。レストランとお土産屋ばかりだし、あちこちに英語、日本語まで見える。歩いていると、タイミング悪く、日本のツアー客に出くわし、日本人の(特におばさん達。)を多数見てしまい、あこがれはもろくも崩れ去っていった...
でも、いいとこもあった。高地にある街なので、景色は良。青空と白い家とのコントラストはビューティフル! でもまあ観光でちょっと寄って、「奇麗な街だね。」って言って満足かな。ホテルも高そうだし、時間もまだたっぷりある。予定を変えて、次の目的地コルドバへ行くことにした。
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