Amsterdam 2007年2月6日
なんだかんだで昨夜は早く寝てしまった。今日は8時ごろ目が覚め朝食をたべ、さあアムステルダムの街へ繰り出そうとしたその時、外を見るとなんと雪が!今年初雪はアムステルダムになった。寒かったスイスでも降ってなかったのに。
少し雪がおさまるのを待ってから外に出て、とりあえず中央駅の中にある観光センターへ。無料の地図がほしかったのだけど、ここにはなかった。でもドイツの時と対応は大違い。やっぱ出会う人によってその街の印象は変わるね。
この街には6日滞在するので、適当に街をブラブラすることに。1日中歩き回った。この街はオランダ1の街だけど、近代的なビルもなく、かなりシックな感じ。明らかに傾いてる建物もいくつもあったしね。でも店は多く、活気があって、歩いていて楽しかった。
オランダは若者にたいして自由な国として売っているみたい。マリファナは合法だし、かざり窓(特殊な風俗店で、外に向けて、マネキンの代わりに下着姿のお姉さんが誘ってる店)はおおっぴらにあるし。今日1日歩いてほんと自由な空気を強く感じた。ドラッグ屋もあるし、お土産やには自由の象徴的存在のチェ・ゲバラやボブマーリーどの顔がよく見られるし、パイプも普通にうってる。一応かざり窓街がYHの近くにあったので、見には行ってみたけどハッキリ言って全くコーフンしない。だって人が下着ディスプレイで誘ってるんだよ?気味が悪いよね。なんか「人」が売られてるみたい。昼間でも開いてるとこもあるけど、おばさんだったり、メタボリックな人が多い。
これがみんなの求める自由なのかな?FreeDrug、FreeSexが自由?僕はそうは思わない。昔の人は自由を手にするために数えきれないほどの人の血をながしてきたんだよ。それはこんな自由を手にするためなのか...ちょっと悲しいよね。まあ僕がここで僕の自由論を振りかざす気もないし、オランダはこのまま自由の街として存在し続けるし、日本もFreeDrug、FreeSexになるわけでもないし...そんな事を歩きながら思ってしまった。
自由な感じだけあって夜はけっこう危険な匂いがするのでスーパーでパンを買いYHへ戻る。昨日と同じようにYH内のパブへ行きハイネケンを飲む。同じ時にパブには僕を含め4人。全員日本人。その三人はみんな知り合ったばかりらしい。「サッカー見に行くんだ。」「すげぇ~」みたいな会話。もちろん僕は関わらない。離れたテーブルで独り飲んでた。後から来た白人は、テーブルの上でドラッグを吸うためのパイプを用意し始めた...
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