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458*GWの街歩き録

連休中に実家へ泊っているので、日中は散歩しながら地元墨田区を探索。

新しいカフェや雑貨屋が増える一方で、少し歩くと昔ながらの老舗も見かけます。

隅田川沿いを牛嶋神社あたりから桜橋のほうへと歩いた先に、長命寺桜もちのお店があり、今度行きたいと思いながら行けていなかったので、これを機にと足を伸ばしました。

本当は子供の日なので柏餅を買おうと思っていたのですが、春から夏への切り替えという意味も込めて…(笑)

隅田公園の広場ではフリーマーケットが行われていて、アクセサリーや雑貨、絵なども売られていました。その周辺にはキャンプ用のテントでピクニックしている人たちもいて賑わっていました。

街中を歩いていると、ところどころに石碑が立てられていたり、石が不思議な形で残されていたり、普段は気づかずに通り過ぎてしまうようなことも、改めて見ると感慨深いものがあります。

墨田区というとスカイツリーや両国のように観光地のイメージが強いようで、隅田川を隔てて浅草も近いので「良いところに住んでいるね」と言われることが多いです。

もちろん地元を褒められるのは嬉しいこと。でも、表面的なものだけでなく、今の形になるまでの歴史や街を作ってきた人たちの想いも知ってもらえたらもっと嬉しい。

79年前の東京大空襲で、墨田区を含め東京の下町は大半が焼け野原になりました。その前の関東大震災でも甚大な被害を受けています。今、スカイツリーが建っている場所も被害を受けた場所の一つ。多くのものを失った絶望の淵から街を立て直し、生き抜いてきた人たちがいたおかげで今の賑わいや暮らしがある。そう思うと、私たちも頑張って生き抜いていかなければと励まされる気がします。

どの地域にも、それぞれの苦労があり課題があり、そこに住む人や関わる人たちの努力や想いがあって街が作られていて、そうしたものの積み重ねこそが地域の魅力に繋がっているのだと思います。

遠出するのも良いですが、こうして地元で普段いかない場所をゆっくり探索するのも良いですね。

皆さんの地元の魅力は何ですか?

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