マッチの火を絶やさずに
マッチ棒というと、小学校の理科の実験を思い出します。
アルコールランプに火をつけるのに、マッチを何度こすっても火がつかず。結局、同じ班の人に代わってもらった記憶が・・・
皆さんは、マッチはつけられますか?
私は、たぶん今でもつけられません。怖いので(笑)
以前、長野でお世話になった会社の社長が、マッチ棒に関する例え話を教えて下さいました。
人をマッチ棒に例えると3通りに分けられる。
①自ら燃え上がれる人。
②火を近づけると燃え上がる人。
③火を近づけても燃えない人。
さらに細かく分けて5通りあるという考え方もあるようですが、少なくとも3つのパターンに分けることができます。
上の3つに当てはめると、私は間違いなく②だと思います。
今までの人生で何かに挑戦しようとするとき、必ずと言っていいほど誰かからの影響を受けています。
尊敬する小説家であったり、憧れの舞台女優であったり、テレビに出ていたタレントであったり、身近で言えば恩師や友人、そして家族。
直接的な影響でなくとも、周囲で誰かが悩んでいるから力になりたいと感じたり、何気ない会話から思いがけない気付きを得たりすることも。
私は、自分でも呆れるくらい優柔不断で、何をするにも考えすぎて行動できずにタイミングを逃してしまうことも多いです。
何かに挑戦したい!と思っても、なかなか一歩を踏み出せない性格なので、誰かから背中を押してもらって初めて行動に移せることも度々あります。
最初のうちは、それでもいいのかなと。
マッチの話に戻りますが、自分自身で火をつけられなくても、火のついたマッチを近づけたら燃え上がれるのであれば、いくらでも成長できるのではないでしょうか。
あとは、その火を絶やさずに保ち続けることが大切なのだと思います。
火が消えそうになっても、努力を続けていれば必ず火を近づけてくれる人がいる気がします。今でいえば、会社の同期や先輩方の存在が大きいですね。
私も、沢山の方々からいただいた火を絶やさずに、周囲の人のマッチに火をつけられる存在になりたいです。
少しずつでも火のついたマッチを持つ人が増えるように、明日からも頑張ります!