銀座木村屋
逆手にとる
体育会系とか昭和体質とか言われる、根性論を心の底から嫌っている。
だから自分は後輩には絶対行使しない。
だけど自分がそういう体質の上司に出会った時、ラッキーって思っている。
今までは腹底マグマがフツフツしていたのだけれど、考えを変えた。
根性さえ見せてれば「よしよしちゃんとやってるな」ってなってくれるから楽。
根性絶対主義を逆手にとって、根性女優になれば良いだけ。
私の敬愛する人シリーズの一人にDJあおいさんという方がいるが、
社会や人との付き合いはほぼ演技力だって仰っていた。
新人1年目の時、自分のアイデンティティを否定されて泣きじゃくる日々だったけど、素の自分を受け入れてもらおうの方がおこがましいし、好きな人に素の自分を理解してもらえれば良いやって。
先日上司とのオンライン面談が1対1であったのだが、
テレワークで困っていることは無いかの質問に
何もありません(むしろ良すぎやて…)
と即答してしまった。
上司的には「早く外に出たいです」とか「やっぱり業務やりにくいです」の言葉を期待してたらしく、
「そうですかぁ…他の方の話を聞くと滅入ってる方が多かったですが…では心配ありませんね」
と。
この二ヶ月ですっかり女優業を忘れて、素で話してしまった。
現場復帰の前に稽古しなくては。。
銀座木村屋
「木製のケース」のマインドマップ書くとしたら、普通枝葉は桐箪笥とか升酒とか檜風呂になるのよ。
でもFoodieとして絶対にあんぱんの木村屋を入れる。
あんぱんが木のケースに鎮座している木村屋の店内右側には
木のケースがあんぱんの種類によって数並べてあって、
またその横に今度はケーキ屋さんみたいな大きいショーケース。
中には菓子パンと惣菜パンがキラキラこっちを見ている(恥ずかしいからショーケース越しにお会計をしてもらっている間にじっくり見る)
一方で左店内は食パンとかシンプル食事パンが。
でもメインステージではないからポツポツとパンが並べてあるだけで、種類もそう多く無い。
いつも私はその左店内からコーンパンを数個取ってお会計に進む。
いつあんぱん屋のコーンパンに気づいたかというと、
北海道の美瑛のコーンパンにハマってそれを消化するために
都内のいたるパン屋でコーンパン狩りをしていた時期だった。
しかし木村屋は二階の喫茶店でお茶をしたあとに
一階のベーカリーであんぱんお土産に買おうという軽い気持ちだった。
そこでキラキラ組とは反対に位置するところでコーンパンを見つけた。
生地に練り込まれたコーン、中にも沢山入っているコーン、
温めるとほんのり甘くそしてイングリッシュマフィンのザラザラした舌触りが美瑛を忘れさせてくれた。(食べ物から食べ物を連想しなくなった時に本当の個性を感じる)(よね?)
似ているとか代換とかじゃなくて
木村屋のコーンパンが好きになった。
銀座に寄る度に複数買いして冷凍ストックして食べていたのに
写真が一枚もない。それだけ私の生活に染み付いた食べ物。
いつか木製のケースに入れてあげれるように私も頑張るね。
※今は短縮営業中です。
と思ったら昔のインスタに載ってた…!
見たら想像以上のコーン…た、食べたい早く…