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【新卒就職活動者向け】web業界で評価される志望動機の書き方を紹介



近年、web業界の市場価値が上昇傾向にあり、勢いのある人気の業種の1つです。就職活動を始めて、「web業界に憧れるけど志望動機の書き方が分からない」「志望動機を上手く相手に伝えられるか不安」などといった悩みを抱えている人は多いでしょう。

志望動機の書き方に躓いたときには、自己分析や業界研究をして志望度を高めていくのもおすすめなやり方です。他にも自分の就職の軸を決めてそれに沿う企業を探すのもよいでしょう。企業の求める人材の項目に、自分のエピソードを関連付けることでも志望度は伝わりやすいでしょう。

この記事では、web業界への就職・転職を成功させるための押さえておきたいポイントやおすすめな志望動機の書き方・伝え方についてまとめていきます。web業界に挑戦をしたいと考えている方は、是非参考にしてください。


web業界で評価される志望動機の書き方

web業界では志望動機はどう書けば良いのか。どのような人材が求められているのか。評価が良くなる伝え方はあるのか。と考え、悩んでいる人は多いでしょう。基本的に志望動機を書く時は、なぜ志望するのかの結論、それに対しての学業や就業経験のエピソード、最後に入社後のキャリアプランを書きます。この基本的な書き方に沿ってそれぞれのstepで、どのようなポイントを押さえて書けば良いのか、詳しく見ていきましょう。

step1自己分析からスキルや強みを見つける

はじめに、職種などに準じた自己分析を行います。これまでの自分の経験から取得している資格や、スキルなどを中心に書き出します。この際には小さなことでも良いので、できるだけ多く書き出しましょう。
箇条書きでたくさん書き出したあとに、それぞれにエピソードを付け加えていく方法もおすすめです。

次にweb業界とはいっても、「webデザイナー」「webエンジニア」「webライター」などと多くの職種があり、求められている人物像や資質も異なります。

多くの職種の中でも特に「自分はどのような仕事がしたいのか」「仕事からどのようなやりがいを得たいのか」などを考えることは非常に重要です。そのような仕事に自分のこれまでの経験や、エピソードを加えて、より一層志望度を高めていきましょう。


step2なぜweb業界なのか理由を書き出す

次に、なぜweb業界を選ぶのかを考えていきましょう。世の中には、金融業界、医療業界、メーカー業界などと多種多様な業界が存在してます。web業界に近い業界だとIT業界や通信業界などもあります。そのなかで、web業界に将来進みたいと考えたのはなぜなのか、深掘りしていきましょう。

web業界を選んだのには、多くの理由があると思います。「学生の頃に情報系の分野を学んでいた」「web関連のアプリやデザインに興味がある」など、人によってさまざまです。理由を出せるだけ書き出し、ここにも多くのエピソードを肉付けしていきましょう。なにより、この業界に貢献したい・挑戦していきたいという気持ちや高い志も評価されます。
このエピソードに肉付けしていくときも、あなたがこの業界で働く上で大事にしていきたいことや、自分が望む仕事内容に取り組む姿、どのような経験を積んでキャリアを積みたいのかなど具体的に考えておくことも重要です。


step3応募する企業研究をする

最後に、応募しようとする企業の研究を徹底して行います。業界選び、職種選びをしたあとに、その仕事をするにはどの会社で働くのが自分の理想に近づけるのでしょうか。企業選びを怠ると、自分のしたい仕事ができないケースや、職場環境に恵まれず続けたい仕事も辞めざる終えない状況に陥るかもしれません。
このような状況を招かないためにも、企業研究をしてより企業について知ることが大切です。それが、企業選びの理由にもなり、その企業で働きたいという意欲を伝えることにも繋がり、一石二鳥です。

では、どのようなポイントを押さえていくと良いか解説します。
・専業制・分業制など規模間によっての働き方の確認
・待遇面や働く環境・社風
・その企業で働く社員の業務の量や範囲・キャリアプラン

上記の大きく分けた3つを中心に調べると良いでしょう。その企業の特色や、キャリアプランなど、どのような環境でスキルを身につけ、どうキャリアを構築できるかによって、あなたの将来のキャリアは大きく変わるでしょう。

今のあなたが思い描く理想の5年、10年後は、どの企業なら叶えられるのか。あなたの現状と将来のビジョンを明確にして、企業を選択することのが大事です。

あなたの今後働く中で求めていることと、企業の求めていることを確認しながら自分合った企業を選んでいくと良いでしょう。

【web業界職種別】志望動機の例文と解説

次は、web業界の中でも「webデザイナー」「webエンジニア」を目指す志望動機の例文を紹介していきます。この志望動機の例文の中でのポイントや、NG例についてもまとめているので、ぜひ志望動機作成の参考にしてください。

web業界といっても、全員が同じ仕事をしている訳ではありません。そのため、志望動機を考える時は、どのような仕事をしていきたいのか、どうなりたいのかを具体的に考えながら取り組むと良いでしょう。


webデザイナー

〔結論〕
創業当時から、デザイン専門の部署を設けている貴社でデザインの価値に対する考えや、優れたwebデザインの実績がある貴社に魅力を感じ、志望しました。
〔WEBデザイナー職を希望するようになったきっかけ/理由〕
私は、学生の時に独学でデザインツールの使い方を学び、webデザインに関する知識を深めているうちにwebデザインの仕事を通して、社会貢献をしていきたいと考えるようになりました。それからはスクールに通い、より実践に近いスキルを身につけております。
現在、いくつかのデザインソフトを使用してwebサイトのデザイン制作や、自信で運営するブログを通して試行錯誤をしながらSEO対策を行い、PV数を増やしてきました。これらの経験から、webデザインの実績が他社よりも勢いのある貴社でデザイナーになりたいと思っております。
〔企業を志望する理由〕
貴社のインターンに参加した際には、大手有名企業から中小企業の様々なWEBサイトの制作を請け負い、それぞれクライアント企業のニーズに応えるため、チーム内ミーティング等を重ねて作り上げることで高く評価されていると知り、感銘を受けました。
また、WEBサイトの制作現場を見せていただいた際に、チームで常に互いに刺激しあいながら技術を身につけている先輩社員の方々の姿を見て、私もその環境で働きたいと強く思いました。
〔今後の展望〕
私が貴社に入社できた際には、WEBデザイナーとして必要な知識や技術をいち早く身につけ、クライアント企業の顧客満足度を高めれるよう成長して、貴社に貢献できるよう努力いたします。

このように、webデザイナー職を目指すようになった理由の中に、自分の学生時代の独学で得た経験や、自分のwebデザイナーへの気持ちを入れることで、とても前向きな印象が得られますね。また、企業のインターンに参加して、実際に得た情報や働きたいと思った気持ちを伝えているのも、とても好印象な志望動機と言えます。

webエンジニア

〔結論〕
私が貴社を志望する理由は、先進的な技術力を持つバックエンドエンジニアとして成長していきたいからです。貴社のこれまでの実績やクライアント企業へ提供するまでの課程、若いうちからチャレンジをさせてもらえる環境に魅力を感じたからです。
〔Webエンジニア職を希望するようになったきっかけ/理由〕
日々の生活からWebサイトやWebサービスを利用する中でその仕組みに興味を持ち、学生時代は、情報学部で、プログラミングを学習していました。その中でも配信することに特化して学んでいました。実際に地元のプロジェクトに携わり、動画や画像を処理するwebサービスを開発してきました。このような経験を活かして貴社のプロジェクトに貢献していきたいと考えております。
〔企業を志望する理由〕
貴社が様々な業界と取引をしており、高い評価を得ていることにとても惹かれました。貴社の社風は、若手からチャレンジできる環境だとお聞きし、これまでの学生での経験や自分の実力を試せるのではないかと考えました。
〔今後の展望〕
入社後は、既存アプリの改修にとどまらず、新規開発にも積極的に関わりたいと考えています。そして、ユーザー目線に基づくソリューション提供を通じて、顧客満足度を高め、サービスのより良い品質向上に貢献したい所存です。

このように、応募する企業の社風や実績を入れることで、自分と企業のマッチ度を高めていくと良いでしょう。学生時代などで、得た経験や知識をどのように企業に貢献できるのかを書くのも良いでしょう。

NGまとめ

・志望動機の内容が抽象的過ぎる
・待遇面を志望動機に入れる
・学習意欲や自己研鑽などの意識が低いと思われるような内容を伝えしまう

web業界では常に新しい技術の進化が多い業界であり、常に学ぶ姿勢と、自らのインプットとアウトプットをしなければなりません。待遇面についての記載があると、企業側も「すぐ転職しないか」「成長意欲はあるのか」と不安に感じてしまいます。
また、他の企業でも通りそうな理由だと差別化できず、抽象的な印象を与えてしまいます。その企業だからできることや、働く環境についても具体的に伝えることでより良い志望動機になるでしょう。

web業界での転職を成功に導く!面接での志望動機の伝え方

志望動機を履歴書に書いただけで満足してはいけません。書類選考通過後に面接があり、面接は転職活動をする上で避けては通れません。文字に起こして伝えるのと、対話を通して伝えるのではまた違うものです。基本的な文の形は似ていても、表情や、声の高さ、文章の構成力などで判断基準も変わってきます。
履歴書を通過したことによって、より志望度の高さを伝えるには良い場所なので、準備をしてそのときに備えたいところです。


志望度が高いことを伝える

面接は、短い時間であなたの合否を決める大事な意思と熱意を伝える場です。仮に面接官に「この人の将来活躍する姿がイメージできる」「一緒に働きたい」と思わせるのが理想的です。そのためには、まず応募する企業の研究によって、、企業の強みや特徴など他社との差別化ポイントを把握し、そのポイントに合った志望動機が良いでしょう。それをロジカルに結論から話すと面接官にも伝わりやすく、入社したいという気持ちも伝わるでしょう。

明確なキャリアプランを伝える

就活の軸の中でも、「自分軸」「社会軸」をはっきりさせておくと良いでしょう。自分軸は「働く中で私は~になりたい」「〇〇の目標があります」というもの、社会軸は「〇〇な影響を与えていきたい」「社会に~に貢献していきたい」といった具体的な内容を準備しておくと答えやすいでしょう。
以上の流れに沿って、私は御社で働くことによってこのようなキャリアプランを考えているということを伝えると、非常に好印象です。
これらを準備しておくことで、面接官からの質問にも応用を効かせて答えられるでしょう。

なぜこの企業なのかを伝える

最後にその応募企業の強みや特徴と、自分の働く軸を書き出し、共通することや、この企業だからこその意義などを言語化してそれを言い換えていきます。
このように、自分の働きたい熱意や、応募企業だからこその差別化を図ることは、志望度の高さを相手に上手く伝える方法と言えるでしょう。
そのためにも、まずは自分の軸と会社の軸、会社の特徴などを書き出し、具体的に言語化していきましょう。これらを面接で結論から話していくと、面接でも上手く伝えられます。

記事まとめ

web業界での志望動機では、「なぜweb業界を選ぶのか」「その職種に興味を持ったきっかけ」「今後の自分のキャリアプラン」というポイントを押さえるのが最重要です。
次に結論から話すというロジカルな思考と、面接でのコミュニケーション能力も求められます。志望動機を文章でも面接でも伝えるときはこれらを意識しましょう。

最後に、志望動機を書き上げるための自己分析や、企業分析に注力していくことが成功の近道です。これらをまとめた上で、あなたの入社意欲や、自己アピールを伝えていくと企業からも評価されていくでしょう。


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