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1月26日 1ドア2ロックの日

国内シェア6割を誇る錠前のトップメーカー、美和ロック株式会社が制定。防犯性を高めて空き巣の被害を減らすために玄関を「1ドア2ロック」にすることを推奨、啓発するのが目的。日付は「1つのドアに2つのカギ(ロック=6)」の語呂合わせから。

出典「すぐに役立つ 366日記念日事典[第4版]下巻」(編者 日本記念日協会、創元社、2020年)

2022/01/26の振り返り
そういえば我が家の玄関も2ロック、前に住んでいたアパートの玄関も2ロック、建て替えた実家の玄関も2ロックです。

でも、私が前の前に住んでいたアパートは1ロック(という表現でいいのかしら?)、建て替える前の実家も1ロックでした。

「1ドア2ロック」が一般的になったのはいつからなのだろう?それがとても気になってしまいました。

パパッと調べられると思ったのですが、具体的にいつ頃からよく使われるようになったのかズバリ示されているものは見つかりませんでした。

どうやら、防犯性を高めるために鍵の仕組みが変化していく過程で考えられた対策のうちのひとつが1ドア2ロック(ダブルロック)のようです。

鍵を開けようとしている悪い輩に、絶対に開けられないようにするというよりは、開けようという気にさせないというのがメインの狙いみたい。

たしかに絶対に開けられない鍵ってのはおそらくないですし、開けられてしまう同じ鍵だったとしても、2つの鍵がかかっていたら開ける手間は2倍になるわけなので、相手のやる気を失くした時点で鍵の勝ちということ。

単純明快、大胆で効果的だなあと感心しました。
(^-^)

ところが、防犯性を高めるために生まれた1ドア2ロックという仕組みもけっきょくはヒトが運用するものです。

私の実家の玄関は1ドア2ロックになっていますが、いまの家に建て替えるまでのあいだの40年以上を1ロックで過ごしてきました。

その習慣はなかなか変わるものではないようで、2ロックのうちの1つはいつも施錠されていません。まったく機能していません。

私も実家の鍵を持っているので、以前両親が不在のときに自分で鍵を開けて実家に上がったことがあります。

届け物を置いて、実家を後にするときに普段の自分のクセで玄関の鍵をきちんと2ロックしてしまいました。

そのあと、自宅(私の実家)に帰ってきた両親が玄関の鍵を開けて家に入ろうとしたのに、鍵を開けても扉が開かない?!と一瞬パニックになってしまったそうです。さいごは気がついて無事に家に入れたそうで良かった。
(普段は施錠していない鍵の部分も私が施錠してしまったせい)

本当は、せっかく2ロックあるのだから防犯性を高めるためにも両方の鍵を使ってほしいのですが、両親の長年の習慣はなかなか変わらないようです。というか、ぜんぜん変える気はないみたい。すごく面倒くさいみたい。

でも、そんなことを知らないほかのヒトからみたら、実家の玄関はとても分かりやすく「1ドア2ロック」な顔つきをしています。
(1つしか鍵はかかっていないのですけどね)

玄関の外観から、とりあえずは見た目による防犯効果、鍵を開けようとしている悪い輩をその気にさせないような抑止力が、多少はあるとおもっています。

「大事なのは中身だ」に賛成派な私ではありますが。

「見た目だって大事だ」ということもよく分かりました。
(^◇^;)

いつかそのうちいろいろ進歩して、鍵穴もドアノブもないようなつるんつるんな見た目のドアになる時代が来るのかな?

そうなったら、その見た目から防犯効果の有り無しはどんなふうに感じるのかな?ちょっと気になります。
(ひと昔前の携帯電話にはテンキーとか物理キーがたくさんついていたけれど、スマートフォンは全面モニターでキーがなくなっちゃって今ではソレが普通になったような感じに、玄関も変わっていくのでしょうか?なんてね)

(良い夜を)

#日記 #記念日事典 #玄関 #ドア #ドアロック

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