5月28日 自助の日
自助という言葉から、まっさきに思い浮かぶのは防災のこと。
災害が発生したとき、まずは自分自身の安全を確保すること、家族の安全を守ることだと認識しています。
「自助」「共助」「公助」という言葉をうんざりするくらい聞いたことがあります。
なにか大きな災害が起こったとき、残念ながら「公助」だけでは到底、全員は助けてもらえませんし助からないとおもっています。
まずは自分自身で生き延びてから、そのあとの話だとおもっています。
さらにいえば、やっぱり自助で、なんとか生き延びたあとに、共助で時間を稼いで公助まで持ちこたえることができればなんとかなるかも?という印象です。
きっとそういうものなんだとおもいます。
万全な体制と備えを準備するにはお金も人材も時間も足りないし、起こるかどうかわからないことにお金をかけられない現状もあるとおもいます。
自分で準備できることは自分で、その前提の上でそれ以上のことを組織的に取り組んでもらうしかないよなあとおもいます。
国や県や市や町でなければ取り組めないことをしてもらいたい。
いまの世の中の雰囲気から感じる、何でもかんでも自己責任でというのは冷たいとおもうし、安くはない税金を納めているんだから何かあったら面倒をみろという考えもちょっと甘えすぎでは?と感じて、なんともムズムズした感覚になります。
支え合う気持ちがとても大事だとおもうけれど、寄りかかり過ぎないよう、自立して支える、支えられて自立するという絶妙なバランスで成り立つカタチを目指したいとおもっています。
(きょうも一日、おつかれさまでした)