7月31日 ビーチの日
ビーチの思い出
砂浜
貝がら拾い
流木拾い
海水が荒れた肌にしみて痛いから泳げなかった海水浴
どんどん沖へ遠ざかる誰かの浮き輪を見ていたら、海の広さをこわいと感じたこと
誰もいない砂浜で父の三輪バギーに乗って遊んだこと
1時間以上かけて自転車で友人に会いにいったこと
真っ暗な海岸で、いつか二人並んで座っていたこと
いろいろな話をしてくれたけれど、本心はさいごまでわからなかったこと
妻との新婚旅行で歩いたハワイのどこかの海岸
二人ともさいしょから水着をもっていなかったこと
ビーチという言葉を使えない気恥ずかしさがいまだにあること
私の思い出そのものが、波にもっていかれたように、ところどころが抜け落ちているような感覚
そのままでいい、そのままがいいとおもっていること
(きょうも一日、おつかれさまでした)