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2月12日 レトルトカレーの日

1968(昭和43)年のこの日、日本初のレトルトカレーが発売されたことから発売元の大塚食品株式会社が制定。その商品名は「ボンカレー」。

出典「すぐに役立つ 366日記念日事典[第4版]下巻」(編者 日本記念日協会、創元社、2020年)

2022/02/12の振り返り
食べものの記念日が続いています。
(;^_^A

食欲を刺激されてしまいます。

我が家では、レトルトカレーを食べる機会がほとんどありません。

妻の実家でたくさん作ってくれたものをおすそ分けしてもらうからです。

私が子どもの頃、実家にはレトルトカレーがありました。

でもそれは、どちらかといえば非常用といいますか、カップラーメンと一緒に保管されていて、ご飯を支度する時間がなかったり、ご飯の支度ができないときに食べるものでした。

だから私にとって「レトルトカレー」を食べるのは、ちょっとした非日常のイメージです。

もしかしたら、キャンプで食べた思い出のせいかもしれないし、子どもの頃は自分でお湯を沸かしてあたためるだけでも調理した気になれてワクワクしたときの気持ちを覚えているのかもしれません。

「ボンカレー」は世界初の市販用レトルトカレーだそうですが、私の実家では「ククレカレー」が定番でした。

なぜにククレカレーだったのかは分かりません。

おそらくお値段の違い、お安いほうが選ばれたのはないかなとおもいます。

実家は三人兄弟だったから、たくさん食べますしレトルトカレーの一人前では物足りない。

夕食に母がつくってくれたカレーは必ずおかわりしていましたから、レトルトカレーには割高感があったのではないかな、と。

そんなわけで、ひさしぶりにレトルトカレーを食べてみたくなった私は、スーパーの売り場へ向かいました。
(このところ、頻繁にスーパーの売り場をうろうろしている気がします…)

そしたらですね…ククレカレーが置かれていないのです…

もしかして淘汰されてしまったの?私の子ども時代の思い出が、またひとつ消えてしまったのだろうか?

とおもいつつ、テレビや看板でイメージばかりが刷り込まれていたけれど食べたことがなかった「ボンカレー」を手に入れるチャンス♪

大人になったのだから、子どもの頃に気になっていたものを自分の好きなように買うことができることを忘れていました。
(予算には限りがあります。子どもがスーパーで買ってもらいたかったもの程度くらいは自分のお金で買えます、という意味です)

手に取ったのは「ボンカレーゴールド(辛口)」でした。

私の実家では父が辛いのが苦手だったので中辛未満の味付け。

妻の実家で作ってくれるカレーは子どもたち向けで甘口以上中辛未満。

子ども時代からちょっと気になっていた「ボンカレー」とオトナが食べるイメージの「辛口」をセットで手に入れることができました。

さっそく昼食に食べてみました♪
(子どもたちは、ピザを焼いてもらって食べていました。こんな場面では一人前のレトルトカレーは便利ですね)

おいしかったです。そしてやっぱりちょっと辛かったです。

おどろいたことがひとつ。

いまのレトルトカレーは電子レンジであたためることができることを知りました。これはすごいことだと感心しましたが、2003年からすでに電子レンジ対応になっていたことにもびっくりでした。

2003年は何があったのかな?と検索してみたところ、地デジ放送が開始したり、スクエアとエニックスが合併してスクエア・エニックスになった年だそうです。

そうそう、ククレカレーがスーパーの売り場になかったので検索してみたところ、ハウス食品からいまでも発売中ですが、同社の「咖喱屋カレー」のほうが安いため限られた売り場スペースにククレカレーは置いてもらえないケースがあるとのこと。

なんだかすこしさみしいけれど、なるほどなあとおもいました。

こんどもし、売り場でククレカレーを見つけたら買ってしまいそう。
(;^_^A

(良い午後を)

【おまけ】きょうの写真
ボンカレーゴールド(辛口)
(2022/02/12撮影)

#日記 #記念日事典 #レトルトカレー #ボンカレー #ククレカレー #我が家の日常

~カレーのことを書いた私の過去エピソードはこちら~


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