8月18日 約束の日
約束といえるかどうかわからないけれど。
私は、家族とは生まれてきた順番にサヨナラしたいとおもっています。
弟が亡くなったときに、自分と交わした約束です。
弟が亡くなったときは、両親も母方の祖母も健在でした。
そのときの両親や、ばあばのちいさな背中をみたとき、両親には、自分たちより若い人を送り出すことはさせたくないな、とつよく感じました。
すくなくとも私は両親より先に逝かないこと、私が両親を見送るんだ、と決意しました。
生まれた順番にお迎えがくるのが一番だとおもってはいますが、こればっかりはそれぞれの寿命というものがありますから自分でコントロールできることにも
限度があるとおもいます。
それでもやっぱり、順番で見送りたいし、見送られたい。
アタマではぜったいに避けられないとわかっているのに、ココロのどこかでその日は来ないと信じているような、願っているような、先送りしている感覚があります。
ありがたいことに、父も母もいまは健在で、私もまだまだ元気でいないと、あの日の自分との約束を守れなくなっちゃうので、心身の健康には以前よりも気をつけるようになりました。
あとは、子どもたちが自立して自分たちで生きていけるようになるまで、私たち夫婦も彼らを支えられるように元気でいないと、という気持ちもあります。
難しいことはよくわからないけれど、親にしてもらったことには感謝して、今度は自分の子どもたちに返していく感じです。
まだまだ先はながくて、当分のあいだ、たいへんだけど退屈しない毎日が続いていくのだとおもっています。
(きょうも一日、おつかれさまでした)