1杯のコーヒーで、人とまちを幸せにする 〜猿田彦珈琲の取り組みから 〜
先日開かれた社会福祉系のイベント
友人にそこの大学教員がいたもので、
ご案内をいただき、何も考えずに申し込み
猿田彦珈琲の大塚社長の講演と
コーヒーにまつわる方々で
「コーヒーを通じて地域と人を元気にする実践」
をテーマにシンポジウム
猿田彦珈琲って
どこかで聞いたことはあったんだろうけど
不覚にも今回ようやく認識 ~_~;
とにかく大塚社長の話が面白い
その中で印象に残ったのは
「純度」
という言葉
それから
これは使い方が難しい言葉だけれど
「それは正義じゃない」
ってところ
「純度」というのは
自分がそのこと・ものへ対する熱量という意味か
自分は何をしたいのか
誰にしたいのか
パネリストできていた
デイズコーヒーロースター代表の
白井さんと大塚社長は同じような経験をもっておられて
コーヒーを提供することで
相手が喜んで
さらにお金までもらえる
これって最高じゃないかと
感じたということ
私にはそんな風に感じたことはあっただろうかと
振り返ってみたが
なかなか思い出せない
強いていうなら
中学生の頃だったか
自分には何もできないが
お年寄りの面倒なら見れるかもしれない
と思ったことか
面倒といっても
ただ単に話を聞くとかその程度の認識
加えて相談員なら
話を聞くだけで直接介護するわけじゃなさそうだから
簡単そうだな
なんて思ったが
当然、現実はそんな生ぬるいものではなく
話を大塚社長の内容に戻すと
事業を進めるうちに
コーヒー豆を栽培する農園まで足を運ぶようになったとのこと
そこでみた現実は
1日16時間働く現地の人
そしてその人は靴を履いていないという状況
経営者は儲かっているようだが
現場作業の人の状況はそのような感じだったようで
たとえそれで事業が大きくなって
美味しいコーヒーが提供できたとしても
「それは正義じゃない」と感じたようです。
(ちょっと言い方が違うか?)
スライドのどこかに「適正」って
言葉が見えたけど
大塚社長がいう「正義」というのは「適正」って
ことにも表れているのだろう
「せめて目の届く範囲は公平に」
という言葉も心に染みる
全部は無理でもせめて身近な人くらいはね
と同時に、目に見えなくても心で思えたら
なお良いよね
そうそう、それから
今回も「利他」という言葉が出ていた
自己肯定感と利他
は相乗効果があるようだ
いきなり自己肯定感を上げるのは難しいから
まずは利他
そうすれば自ずと自己肯定感もあがるだろう
何気に参加したフォーラムだったけど
収穫が多すぎて
終了後の情報交換会(飲み会)に参加できずに
もったいなかったけど
良い時間を過ごせたからラッキーとしよう
知り合いもたくさん来ていて
軽い同窓会気分
やはりコロナが収束して
また色んな人と出会えて
うれし・たのし