見出し画像

好きこそ物の上手なれ!(脳科学的に解説)

どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早い。
という意味。

これ、とても大切です❗️

テニスを何年もやっていると、当然スランプも訪れます。やればやるほど上達した時期があるのに、やってもやっても上手くいかない。

「テニスが辛い、やりたくない」
そう思ってしまう事もあるでしょう。

そんな時こそ、原点に戻ってください。

「僕はテニスが大好きだ」

初めてボレーを綺麗に決めた時
サービスエースを取れた時
勝てなかった相手に勝てた時
僕らは大きな喜びを感じます。もう一度このショットを打ちたい!と、意欲が高まり、上手くできた時の感覚を思い出し、イメージしながらトライします。

これがとても大切なのです。


僕らは新しい体験をした時、何かが上手くできた時、ドーパミンという神経伝達物質が脳に分泌されます。

ドーパミンは、快の感情、意欲、学習に大きく関わっていて、これが分泌されることで脳の回路が強化される「強化学習」という現象が起こります。

強い感情とともに脳の扁桃体(へんとうたい)が活発に動き、海馬(かいば)に強烈な刺激を与え、大脳皮質(だいのうひしつ)に長期記憶として保存されるのです。

記憶と感情は強く結びついているため、
強い感情が湧いた体験ほど、人は忘れにくいのです。


さらに反復練習を行うことによって、より強化され、習得していきます。

好きなものの方が上達が早いのは、脳科学の観点から証明されているのです。

「出来なかった事が出来るようになる喜び」
「テニスが好きであること」

どんな困難な壁にぶち当たっても、この気持ちを忘れなければ、必ず乗り越えられると僕は思っています。

煮詰まってしまった時は、何か新しい練習にトライしてみるといいと思います。

股抜きショットでも良し
ドロップショットでも良し
リバースサーブでも良し
エアKでも良し

習得して無意味なものはありません。
「楽しい」を忘れないでください

僕ら人間の「好き」のエネルギーが持つ可能性は無限大∞です❗️

そして生徒さんが上手くできたら、コーチもとても嬉しいです😊
その時は一緒に喜び、思いっきり褒めたいのです👏🎉

ドーパミンをドパドパ出し、大脳皮質に強く刻み込みましょう👍

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?