Q.歩きスマホって危ないですよね?
A.ためしに目をつぶって道を歩いてみてください。
視界だけが何も情報のない間、何もかもが不安です。
もう言語化が追いつかないぐらいの圧倒的な恐怖です。
時間は10秒、体感時間は1分ほどの移動距離で初めて知ります。
道の真ん中を真っ直ぐ歩いていたはずなのに、もう1~2cmで道路の生垣にぶつかりそうな道端にいます。
この状態では信号を渡ることなど到底不可能です。
それが何でか人間というのは歩きスマホだと全て可能だと勘違いします。
もしも他人の撮影した動画の背景に、あなたの歩きスマホ姿が映っていたら、さぞかし滑稽な動作でしょう。
己の動作は己からは見えませんからねえ…。
まさにセルフ「人の振り見て我が振り直せ」でございます。
もちろん歩きスマホしちゃう心理、めちゃくちゃ分かりますよ。
あーだこーだ説教を垂れている私だって、ついつい移動中にやってしまいます(ぎゃっ!やめて頬殴らないで鼻蹴らないで)。
歩きスマホしてる間って、移動しながら情報得ているから厨2っぽく言うと「俺最強」って感覚ありますよね(「今の俺、無駄なとこマジ無えよ…!!!」的な)。
その驕った勘違いがねえ、恵まれない事故を招いてしまうんですよ。
私も最近は歩いている間はスマホ触らないで、何か調べたり連絡したいときは立ち止まっても大丈夫そうなところでスマホいじります。
もうね、お爺ちゃんだから二つのこと同時にできないの。
ウォーキング&スワッピングは19歳の深夜、日光いろは坂に数多のタイヤ痕のひとつとして置いてきたんじゃ……ケホケホ。
まあ、つまり「歩きスマホ」って車で例えると「ドリフト」ぐらい危ない行為なんですね。
もしかしたら視界がない意味では、目隠しで車運転してる状態かもしれません。
そこまできたら明らかな自殺行為だと分かりますよね。
多量のストロングゼロで泥酔してSNSに挑発的な内容を投稿してしまう、これも立派な飲酒運転でございます。
《日々、事故を起こさない、起こされない防衛運転を心掛ける》
平凡であり基礎であり真髄でもある一つの心構え、この心構えを基に車とスマホの運転を守りましょう。
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