ファミリーシップを宣誓してみる
私事で恐縮ですが、婚約者とファミリーシップ制度を利用することにいたしました。
それぞれの地域によって、手続きの仕方などが異なると思いますが、私の住む都市の場合をまとめてみます。
入籍は好きなときに区役所に行って婚姻届を提出するものかと思いますが、ファミリーシップの宣誓には予約が必要です。
3ヶ月前から1週間前までの間に予約可能なようですが、必ずしも希望が通るとは限らないようです。
私は交際記念日に宣誓するために1ヶ月前に予約し、無事、第一希望の日に宣誓させていただきました。
ちなみに、ファミリーシップ制度には法的効力はありません。
【当日の持ち物】
(1)住民票の写し又は住民票記載事項証明書(1人1通ずつ。同一世帯の場合は2人分の情報が記載されたものを1通で可)「個人番号(マイナンバー)」、「本籍」、「世帯主の氏名及び続柄」、「住民票コード」の記載を省略したもの(発行から3か月以内のもの)
(2)(二人とも転入予定の場合)転入予定住所が確認できる書類
転出証明書、賃貸借契約書の写し等
(3)独身であることを証明する書類(独身証明書等。1人1通ずつ)(発行から3か月以内のもの。本籍地のある市区町村で取得可能)外国籍の方:本国が発給している「配偶者がいないことを確認できる書類(婚姻要件具備証明書など)」の日本語訳を添付
(4)「(通称名の使用を希望する場合)通称名を使用していることが確認できる書類
社員証や学生証、通称名で届いた郵便物など、社会生活上日常的に使用していることが客観的に明らかになる資料
(5) 本人確認書類
●1点の提示が必要となるもの
運転免許証・パスポート等の官公署が発行した顔写真付き証明書等
●2点の提示が必要となるもの
健康保険証・年金手帳等のご本人が確認できる証明書等
【当日のおおまかな流れ】
●市職員が、提出いただいた書類の確認
●市職員の前で宣誓及び自署をしたものを提出
気をつけたいのが、「独身証明書」は本籍地でしか取得できないものなので、市外に引っ越しをしていた私は少し面倒でした。場所によってはネットサービスを使って取り寄せることができる場合もあるのですが、出来ない場所も多いので調べてからのほうが良いでしょう。

当日は、指定された場所(区役所ではありませんでした)に訪れ、書類の確認と簡単にサインをするだけでした。
驚いたのは、年に一度それぞれに現状も関係が変わらないかの確認の電話やメール、手紙などが届くということでした。
そんなこと、結婚している人にしようと思ったらすごい仕事量になりますね。
以上。
