見出し画像

精神疾患の休職者と懲戒処分者

   精神疾患による病気休職が、全国で7119人と3年連続で過去最多を更新した。病気休職の要因は、児童生徒による指導や職場での対人関係が多い。懲戒処分は前年度比257人増の4829人だった。処分の内訳は、不適切指導、性犯罪、性暴力が増加している。
   なぜ、精神疾患の休職者や懲戒処分者が増えているのだろうか。若手の学級担任が問題を1人で抱えたり、保護者による誹謗中傷により精神が不安定になることも要因として考えられる。また、管理職が保護者の要求と職員の考えの板挟みになり、心身を壊すということもある。自分がこれまで勤務していた学校でも、心身の不調で退職した先生を何人も見てきている。また、懲戒処分者は、毎年起こり学校では綱紀粛正が呼びかけられている。しかし、精神疾患による休職者や懲戒処分者は、他の業種でも起こりうるものであり、割合でいうと少ない。どうしても、人と人とが関わり合うことなので摩擦は避けられないし、不注意による事故もあると思う。公務員が、ニュースに取り上げられやすいとは思わないが、お互いに気を付けていかなければいけないと思う。また、もう少しお互いに余裕があれば、支え合えることがあり、少なくできるのではと思っている。

  ここまで、読んでいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!