複雑化・多様化する諸課題への対応

   いじめ、不登校、児童虐待など今学校現場に取り巻く諸問題は、複雑に絡み合っており、また、１つとして同じ事例がない多様化している。いじめ、不登校の数は、毎年過去最高を更新しているのは、他の記事でも書いている。
   このような複雑化・多様化する諸問題は、今後増加していくのではないかと思っている。そして、学校だけではもはや解決できる問題ではなくなっている。心理のケアとして、カウンセラーや専門医、経済的な支援では、社会福祉士やスクールロイヤー、事件や事故では、警察や消防など外部機関と協力して取り組まなければ1人1人に対応できない。それらを実現するためには、これまで以上の人的ソースや費用が必要になる。これらの事実を知っていただき、これからの学校の在り方を議論し、変えていかなければますます学校現場は厳しくなっていくと思う。

   ここまで読んでいただきありがとうございました。