父の挑戦!
子供の頃は想像して楽しんでいた時期がありました。
両親は家で仕事をしている時間がほとんどでしたので子供としては退屈。
学校から帰っても両親が揃っているので寂しくはなかった。
母がいつも着物の仕立てをしていたため、小学1年生位の頃からカラフルなまち針を並べて遊び、針を持って小さい御守り袋とかポーチを作っていました。
父は時計の修理をしていました。
柱時計、ハト時計、目覚まし時計、オルゴール付きの時計、腕時計。
修理をしている時は側で見る時は息を殺して。部品が飛んでしまうと一緒に探したり。父は時計修理技能士二級の資格を持っていました。
私が小学3年生の時、一級に父は挑戦しました。
結果は3秒オーバーで失格。
ただ、検査官の方から3秒オーバーしてなかったら完璧でしたね。
と言う言葉を聞くことで父は満足したんだなぁと思いました。
その事が子供だった私には印象的だったのを覚えています。
後に父のなしえなかった国家資格一級を目指すことになります。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
また次回まで。
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