和のプレゼントに感謝

和裁士歴30年。人生の折り返しに立ち振り返りを日々綴ってみようと思います。少しずつです…

和のプレゼントに感謝

和裁士歴30年。人生の折り返しに立ち振り返りを日々綴ってみようと思います。少しずつですが自分の中にあるものが誰かの役に立つなら嬉しいと思います。コメントを下さると励みになります。

最近の記事

  • 固定された記事

私は国家資格1級和裁技能士を30年してきました。人間国宝「小見外次郎氏」の技術を3人の弟子の一人「大原マサ先生」の学校へ学びに東北岩手から関西の奈良に行く事になるとは高校3年の6月の修学旅行の時に思いも知りませんでした。和裁技能士存在が埋もれ無い為の記録になればと思います。

    • 夏フェストルネードコラボ祭り始まる!

      noteを活用する人が増えていますが、着物の魅力伝道士の千葉郁子さんが紹介する【夏フェストルネード! コラボ祭り】が今日から始まります。このイベントでは、30組の異業種の講師による魅惑的な講座が披露されます。アーカイブ動画は24時間のみ残りますので、ぜひ手元に置いておきましょう。アーカイブパッケージは1980円で購入可能です。売り上げの一部は寄付されます。各講師の登壇スケジュールは公式サイトでご確認ください。キラキラ輝く夏フェス!トルネードへの参加をお待ちしています。

      • 電子書籍を出版しました^ ^

        初めて電子書籍の出版をすることができました。 いつかは本を出せたらいいなぁ。 と思っていました。 思っていた事を思い続けられたのは伝えたい想いがあったからだと感じています。 子供の頃から着物に親しむ日常で(母が家で和裁の内職をしていた)育った為、一級和裁技能士として着物の仕立て専門家として生きてきました。 克服することも多々ありながらも伝えたい想いは消えなかったのです。 着物の素晴らしさは、まだ針を持つ前から興味がありました。 素材の微妙な違いや沢山の色づかいや繊細な絵柄や金

        • 着物の効果、活用の仕方

          着物の効果について 私が考える着物の効果は ・世界に誇る日本人の民族衣装 ・作る職人や家族、着る人の思いが詰まっている ・三世代もしくはそれ以上長持ち ・天然素材の絹は肌や髪にも良い物 ・着物を鑑賞して、着て、コーディネートは無限にあり、世代関係なく最高のおしゃれが可能 ・着物を身につける事により、気持ちが引き締まったり、癒されたり、心に良い効果が得られる ・シルクや麻、木綿100%の天然素材の物が今は破格で手に入れる事ができる ・SDGSな衣装で形を変えて使い尽くす文化

        • 固定された記事

        私は国家資格1級和裁技能士を30年してきました。人間国宝「小見外次郎氏」の技術を3人の弟子の一人「大原マサ先生」の学校へ学びに東北岩手から関西の奈良に行く事になるとは高校3年の6月の修学旅行の時に思いも知りませんでした。和裁技能士存在が埋もれ無い為の記録になればと思います。

          「和」着物の魅力・藍の魅力

          着物の魅力について 箇条書きにしてみました。 ・絹の光沢となめらかな、肌触り。 ・同じ物がない、オリジナルなデザイン性。 ・季節に合った柄行、繊細な表現。 ・慶弔の幸せに、健康に、長寿や家庭円満など意味のある柄 ・繊細な色の配色やぼかし。 ・金彩の煌びやかさや絶妙な使い分け ・織の表現により地模様がさまざま ・糸を染めてから織る紬は日本全国にある ・織ってから白生地から染める反物、付下げ、小紋、無地 ・絵羽にして柄付けした訪問着や振袖、留袖。 どんな場面で着るのかフォーマル

          「和」着物の魅力・藍の魅力

          自己紹介について

          岩手県平泉町在住の着物のお仕立ての専門家の千葉郁子です。 着物の仕立てを30年携わってきました。 私が子供の頃、母が家で着物の仕立てをしていました。 反物から着物になる過程をみてワクワクしていました。 色々な柄、綺麗だなあ。触ってみたいなぁ。 着てみたいなぁ。 待ち針が可愛いなぁ。 お裁縫してみたいなぁ。 どうやって着物になるんだろう。 縫ってみたいなぁ。 そんな経緯と父が時計屋をしていて、国家資格の時計修理技能士2級をもっていました。 母は体が弱いながらも無資格で内職

          自己紹介について

          着物を好きになったきっかけ ストーリー

          私が着物を好きになったきっかけについて書いていこうと思います。 私が育った環境から子供の頃は毎日のように母が着物の仕立てを家でしていました。 子供だった私は母が仕立てる着物を見ていて綺麗だなぁと反物から着物に仕上がっていく過程をみるのが好きでした。 内職として仕立てをしていた為、夜中まで縫っていた母の背中を見て育ちました。 小学校に入学前は母のそばで可愛い待ち針を並べて遊んでいた事を思い出します。 針を持つようになったのは小1くらいだったかと思います。 小さな袋物や

          着物を好きになったきっかけ ストーリー

          着物が着やすい季節になりました。

          最近は朝晩の気温が下がりめっきりとあの暑かった夏とは季節が移り変わったと感じます。 涼しさより肌寒い感じになりました。 こうなると着物を着ても汗💦をかく事が少なくなります。 着物は汗💦が大敵! 素材によりますが季節に合った物を選択するのは洋服でも同じですね。 9月は単衣の着物を着る季節と言われます。 目安としてですが。 私自身、洋服なら25℃を目安に半袖を着ると決めています。 着物は夏でも長袖感覚。 なので、素材で涼しさを体感できる物を皆さん選ばれています。

          着物が着やすい季節になりました。

          着物と藍で癒しをお届けしたい。

          初めましての方に自己紹介を少し。 岩手県平泉町在住、着物のお仕立て専門家の 千葉郁子です。 タイトルの着物と藍で癒しをお届けしたい。 理由を綴っていきます。 着物の仕立てをして30年。 関わるようになったのは産まれた頃からだから54年。 日本人の両親に生まれ、母が和裁を内職としていた為。 日本人の民族衣装として、私が産まれた頃は生活の中に着物が密着していた時代でした。 一生のうちに人生の節目や年中行事で着物を着る機会がありました。 そんな環境の中で母はしっかり

          着物と藍で癒しをお届けしたい。

          藍を畑に植えてから1週間

          順調に成長しています。 先週、畑に蓼藍の苗を植えた後、雨が降り続き気温もさほど上昇しなかったのですくすくと育っていました。 土に栄養をたっぷり入れたので今年も収穫が楽しみです。 ハウスの中で時期はずれに作っている藍のすくもはどうなったのか確認しました。 いつもなら蓋を開けると臭いニオイが先週から酸味のあるニオイに変わり臭さが薄まったようでした。 手を入れるといつもは温かいすくもが完全に冷たくなっていました。 発酵がおさまったのでしょうか。 これからどうしようか。

          藍を畑に植えてから1週間

          蓼藍の苗を畑に移植

          蓼藍の苗が成長してきました。 ビニールハウスの中も暑くなり外に苗を出して毎日、実家の母が枯れないように水をかけてくれていました。 いよいよ、畑に移植する時期になりました。 ポリポットに植え替えて2週間。 畑は母が自分の体調に合わせて耕してくれていました。 週一だけの畑作業をしに実家へ足を運んでいる私です。 在宅で父の介護で遊びに出かける事が難しい為 、野菜作りをストレス発散の楽しみにしている母。 そこに蓼藍を栽培から染色までを楽しむ事を持ち込みました。 今年は

          蓼藍の苗を畑に移植

          蓼藍の種まきから1ヶ月

          実家の母と一緒に蓼藍の栽培を始めて2年目になりました。 今年も種まきをしてから1ヶ月経ち 成長が楽しみです♪ 種まき用の土に種まきをして 今度はポット用の土を準備 ポリポットに苗を5本ずつまとめて植え替えしました。 また成長具合をみて次は畠に植え付けます。 昨年に刈り取り乾燥した藍の葉を粉々にしてすくも作りにチャレンジ中。 本来なら収穫後に作るらしい。 発酵した臭いがどれだけ臭いのか? 母にお願いするにも申し訳なく 自分自身にできるのか腹が決まってなくて

          蓼藍の種まきから1ヶ月

          蓼藍の種まきから19日目

          実家の母が蒔いた蓼藍の種から発芽して19日が経った。 種まきをする日は決まり事があると聞いた。 今年もその通りに暦を見て種蒔きの日を決めた。 ただ。私と母の想いが合わなくて私は 一緒に種まきをすることが出来なかった。 そこで自宅でもプランターに種まき用の土を準備して1週間遅れて種まきを良日を見てした。 実家の母が管理しているのはビニールハウスの中である。 私は外に雨風を受けながらではどうなのか? 実験的に試してみようと思ってやってみている。 昨日の雪には驚いた。

          蓼藍の種まきから19日目

          蓼藍の種まき発芽可愛い

          蓼藍の種まきを4月9日に母がしてくれました。 写真は11日目の状態。 昨年、初めて蓼藍の種を購入。 きっかけは 実家の母が在宅で父の介護をしていて、世間で言う老々介護。 弟夫婦が同居しているけど、両親は遠慮している様子。 母は元々からだが丈夫ではなく心臓が弱い為お薬も飲みながらの生活。 そんな母や父の様子を平日休みに実家を訪れて何か出来ることはないかなぁと考えた。 家に居ながら楽しめる事。 母が趣味でしていた着付けや茶道は家族からやめるように言われてしまいま

          蓼藍の種まき発芽可愛い

          2022.3.27もうすぐ4月

          昨年種を蒔いて栽培した蓼藍の種。 もうすぐ種まきをする時期になりました。 農作業は人力がほとんどなので、実家の母と一緒に作業するにも手間がかかります。 母は父を在宅介護をしています。 母自身も79歳と高齢になり、元々身体が丈夫なわけではなく、心配な中、畑で色々な野菜を栽培して嫁いだ私の家族や周りにお裾分けするくらいの量を収穫します。 私はといえばフルタイムで週5日働いています。それなので実家へは1日は必ず行きます。 昨年の夏は2日間みっちりの週が結構ありました。 何故

          2022.3.27もうすぐ4月

          2月14日バレンタインデーをどう過ごすか。

          今日はバレンタインデー。 皆さんはどう感じて過ごされていますでしょうか? 子育ての忙しい中でも手作りのチョコを作ったりプレゼントしたりしました。 最近はチョコをプレゼントする相手は自分だったり友達だったりに変わってきているみたいですね。 そもそもバレンタインの意味とは違う日本の習慣になってしまっていますね。 本来なら日本にはないバレンタインですね。 もっと自分達が住んでいる日本の事を知ることが大切ではないかと思います。  2月は立春や節分と昔からの季節の節目を気にし

          2月14日バレンタインデーをどう過ごすか。