見出し画像

最高のチームに変わる「仕組み」のつくり方 行動科学的リーダーシップ


前提

・業務において、組織づくり(特に中間管理職の育成)に悩むお客さんの役に立ちたく、勉強として読む。図書館においてあった。
・Amazon評価いまいちだが、個人的にはかなりためになった。リクルートの組織づくりとも共通点多々あり。

大事な学び要約

・「使えない」(と思われる)人間を使えるようにすることが現場で部下を管理するマネージャーの仕事。

・データから「結果に結びつく」行動を見極め、具体的な指示を部下とコミュニケーションをとりながら伝えていくことはリーダー、マネージャーの重要な仕事。

・属人性の高い組織になると、現代のAI社会や標準化が当たり前のグローバル会社には勝てない。日本市場自体は人口減少でパイが縮小しているので、海外からの外需を勝ち取る必要がある。昔はモノが足りない時代だったので、とりあえず量をこなせば市場の伸びとともに会社も成長したが現代は無理。

・現代は報酬は「お金」よりも自分の「時間」が多数。

・リーダー、マネージャーの仕事は部下の人間性を高める前に具体的な「行動」を教えること。なぜならマネジメントの目的は「部下に成果を出させる」ことに尽きるため。

・マネージャーの資質は「言語化能力」。再現性と仕組化のために不可欠。

・MORSの法則。M(Measured計測できる)O(Observable観察できる)R(Reliable信頼できる)S(Specific明確化されている)。

・「具体的な行動を教える」。人間の行動原理を理解する。望ましい結果が得られれば人は行動を繰り返す。先行条件(雨が降っている)→行動(傘をさす)→(望ましい)結果(雨に濡れない)。


・マネージャーに仕事は相手の価値観を知らなければ務まるものではない。相手によって求める「ごほうび」は違う。

・現場でハイパフォーマーやプレーヤーと接しているはずのリーダー/マネージャーが観察、分析を行わない限り真のピンポイント行動は見つからない。

・「毎日声をかける」。「調子どう?」「うまくいってる?」などで相手が「今、何に困っているか?」を聞き出す。

・ほめることを仕組化する。あくまでも褒めるべきは「行動」である。若い世代は「達成」にフォーカスすることが重要。

・やらないことを決める。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?