2023年の振り返り+2024年の抱負
2023年ももう少しで終わるし、何よりも振り返りをするモチベーションが出てきたので、雑多に2023年を振り返ることが出来たらと思う。正直、2023年は自分の中で前半(1~6月)と後半(7~12月)の満足度が最も違った年だった。何を隠そう、留学に行っていた前半期は、毎日が成長だとの自覚を持っていたし、学生としては貴重な百万円単位の金を旅行等に惜しげもなく使ったこともあり、充実していた。留学の最初の半期であまり良い思いが出来なかった(英語がゴミ未満だった&着いて数カ月後から本格的な冬が始まってしまった等の要因)ので、焦って色々なことに手を出し、その結果今も話すようなかけがえのない友達という財産が出来た。しかし、帰国後は、自分と周囲の価値観の違いや、無気力感等に駆られ、夏休みは虚無という言葉が正しいくらいぼんやりとしていて、永遠に海外大学院について調べる日々であった。無論、何か生産的なことをしなければいけないとの義務はないので別に自分を責める必要はないのかもしれないが、俺が出会ったアメリカの学生は遊びも勉強も真剣で、実際持っているスキル等も正直自分の通っている大学の多くや俺と比べて比べ物にならないくらい優れていたことで余計に焦った(っている)。しかも、第一言語が”英語で”だ。アメリカに戻りたいという思いは心の片隅にあるし、自分は短期的には英語圏で生活がしたいとずっと帰国後は考えている。しかし、アメリカに飛び込むということは、世界で一番競争的な場に飛びこむことを意味するので、文字通り何か光るものが無ければ、大学院のお客さんになって何も得ずに帰国になってしまうかもしれない。このように考えて、自分の中でもっと勉強、経験が必要だなと考えた。別に、”現在の地点で”金持ちになりたいとかの欲はないけれど、海外でもがいてみたいという気持ちに変わりはなく、死ぬほど計量経済のコースを勉強してB+かBだった留学先での哀れな経験を踏まえても、このように断言できる。その過程で自分が他国への永住を取りたいのか・やりたいことを取るべきなのかの2つに揺れてしまい、軸が永遠に定まらなかった。正直、今までの勉強は全て好きな野球から派生した話だから、自分の中で興味・関心を疑う余地はなかったが、あまりCS系の学問には向いていない(特にオブジェクト指向のプログラミング系は金槌である。)と自覚してから、八方塞がりになってしまった。しかし、悩んだ末の現在の段階としては、良い意味で新たな局面にいると思う。私のゼミの指導教官が勉強しているこれまで私が知らなかった分野の論文を数本読むにつれて、結構面白いかもとなっている。別に、知的好奇心が旺盛であれば、それなりに全ての物事に対して浅く広く関心を向けることが出来る事は特段不思議なことではないであろうが、自分としてはこの学問分野との出会いを大切にして、来年も継続して勉強していこうと思う。とりあえず、来年は大学院の留学先大学を卒業と共に早く確定させてしまってから、全てが動き出すような予感がする。でも、空いている時間には、旅に出たり、本を読んだり、英語を勉強したりとしたいことは沢山ある。
とりあえず、今を生きる体験にもっと比重をおかないと、国家のただの勤勉な労働者の予備軍となっているだけで、個人としての人生を楽しめていない気がする。金という人参をぶら下げられて、その中で一生懸命やりがいを見つけて自分の人生を国家に捧げることは資本主義を享受している人間として果たすべき責務の1つなのだけど、そのフェーズを大人しく受け入れるにはまだ早すぎる。もう少し、スキルとかそういう競争的、実利的な観点からではなく、精神を豊かにするような体験の比重を上げたい。ただ、そちらを取りすぎるとスキル無しで出来ることが限られて、かえって自分を豊かにする活動に比重をおく金、時間、心理的な余裕もなくなるというジレンマはあるけどね。
もし予定通り2024年も留学出来るのなら、ちょうど1年前に行った飛び込めばどうにかなる精神で1学期間に渡って案の定消耗する体験はせずに、最初からかっ飛ばせるように事前準備はしっかりして臨みたい。Noteの良い所の1つとして、自分の過去の記述を簡単に遡れることがある。この投稿も将来の自分から見たらキショいのかもしれないが、それはきっと成長したってことなんです。何がしたいことか、正解かなんて分かんないし、日々手探りですが、それこそ人生の醍醐味の1つなんだろう。2024年での新たな出会いと自らの変化が楽しみだ。
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