冬の新加入MFウィロック、チームの成績向上に自信「待ちきれない」
ニューカッスルは27日、プレミアリーグでウルヴスと対戦する。試合を前に、ジョー・ウィロックがインタビューに応えた。
チームは年末年始の不調から抜け出したかに見えたものの、ここ2試合はチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドという強豪2チームに連敗。降格圏のフルハムとのポイント差は僅かに「3」と縮まっており、ここ1ヶ月で本格的に残留争いへ巻き込まれてしまった。
「彼らは僕たちを残留争いに引き摺り込もうとしている。でも、次の数試合でポイントを稼ぐことができれば、安心して眠れるようになるだろう。それを実現したいね」
「僕らは共に戦っているし、成し遂げられると思うんだ。それが可能な層の厚いスカッドを持っているよ」
「チームは意を決して取り組んでいる。まだこのチームに加わったばかりだから、100%戦術の中で自分の役割を理解したわけではないけれど、グループとしての共同意識、仲間意識を感じているよ」
ウィロックと同じく冬にチームへ加わったグレアム・ジョーンズ新コーチは、チームに新たな風をもたらした。中盤のダイヤモンドを主軸とし、より攻撃的なスタイルにチームはチャレンジしている。
「我々は新しいプレイスタイルをマスターしようとしているんだ」
「高い位置でプレスをかけ、いくつかの違ったフォーメーションを使っている。まだ模索中だけど、マンチェスター・ユナイテッド戦の60分間をみてくれればわかると思う。オールド・トラッフォードでとても良い戦いができたんだ」
「これを次の数試合に持ち越せれば、うまくやれるだろう」
「じっくりやってきた。毎回のトレーニングで改善しているのがわかる。とても手応えがあるから、数週間でどんな結果が出るか、待ちきれないよ」
試合内容に改善は見られているものの、その中でエースFWカラム・ウィルソンの抜けた穴を埋めきれていないことは、最大の懸念材料と言えるだろう。
「全員でゴールを狙っていくべきだ。それが今のチームに必要なんだ。ハングリーに得点を狙っていかなければいけない」
「カラム・ウィルソンが離脱している状況で、僕ら全員ゴールを決める責任があると思う」
ローンで加入したばかりの中、すでに大きな責任感を抱えプレーするウィロック。後半戦、彼が残留達成のキーマンになるのは間違いない。