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ニューカッスル・ユナイテッド・ジャパン中の人 マグパイズ関連で気になったニュースや移籍情報、インタビュー記事などを気ままに取り上げていきます。

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  • 俺たちにはニューカッスルしかないんです

    ニューカッスルに関する最新情報、移籍の噂、選手コメントや地元紙の報道などを筆者の私見を交えて不定期に更新していきます

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【マグパイズ・ヒストリー】絶対的エース、アンディ・コールがマンチェスター・Uへ電撃移籍した日

「ニューカッスルを出たいと思ったことは一度も無かった」 マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が発表された直後、アンディ・コールはスカイスポーツの取材班に心境を打ち明けた。 アンディは、ニューカッスル・ユナイテッドのシーズン最多ゴール記録を今も保持している。93-94シーズンにリーグ戦34得点という現在も残るプレミアリーグ記録(当時は年間42試合)を樹立しており、カップ戦を含めた41ゴールという数字は、後の絶対的エースであるアラン・シアラーですら破ることができなかった金字塔

    • ウィロック完全移籍は本当に最善の選択か? マーケット動向展望

      アップダウンの激しい2シーズン目を経て、スティーヴ・ブルースの船旅は最終章に突入しようとしている。 アーセナルからレンタルで加入したジョー・ウィロックが救世主とも呼べる活躍ぶりで、低空飛行を続けていたチームを残留に導いたことは記憶に新しい。 セント・ジェームズ・パークでの最終ゲームでは、久々に入場を許されたファンがスタンドから声援を送り、ウィロックに来シーズンの残留を求めるチャントを生音で届けた。「We want you to stay」、その言葉に触発されてか、ウィロッ

      • おめでとう、アヨゼ・ペレス レスター移籍は正しかった

        4月15日、雨上がりのウェンブリー。クラブ史上初のFAカップ制覇を祝うレスター・シティの輪の中に、アヨゼ・ペレスの姿はあった。 2年前の夏、選手としてピークを迎えていたペレスは、5年の時を過ごしたニューカッスルを後にし、レスターでプレーすることを選んだ。そしてそれからの2シーズンで、この移籍が“ステップアップ”であったことを証明し続けている。 移籍2年目の今季は、彼にとって最高のシーズンとは言えない。ハーヴェイ・バーンズら若手選手の台頭もあってスタメンを外れることも多く、

        • ウィロックがニューカッスルにもたらした光…完全移籍の可能性は?

          得点力不足に悩まされていたのが嘘かのように、4月以降のマグパイズは相手ゴールを脅かすようになっている。そしてその輪の中心にいるのが、アーセナルから半年間のローンでチームに加わった、MFジョー・ウィロックだ。 冬の移籍市場が閉まる直前、ニューカッスルへのレンタルが発表された時、21歳のミッドフィルダーの名前を知る現地サポーターは決して多くなかっただろう。それが今や、SNSは夏の完全移籍を求める声で溢れかえっている。 圧巻の4試合連続ゴールでファンの“お気に入り”に冬のマーケ

        • 【マグパイズ・ヒストリー】絶対的エース、アンディ・コールがマンチェスター・Uへ電撃移籍した日

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          リッチーとブルースが衝突! 選手に責任転嫁する指揮官の居場所はない

          衝撃のニュースが飛び込んできた。 スティーヴ・ブルース監督はかねてから記者会見の問題発言で注目を集めることの多い人物だが、ここ数ヶ月の彼の態度は目にも当てられない。ついに、選手との間に亀裂が生まれていることが報道されたのだ。 先週末のウルヴス戦、チームは先制しながらも負傷により3つの交代枠全てを使うことになり、厳しい戦いを強いられた。怪我を負ったエミル・クラフトに変わりマット・リッチーが投入されると、フォーメーション変更がピッチ上の選手に伝わりきらず、数分間に渡り機能不全

          リッチーとブルースが衝突! 選手に責任転嫁する指揮官の居場所はない

          主力離脱でチャンスは来るか 若手MFアンダーソン「挑戦したい」

          ニューカッスル期待のホープ、エリオット・アンダーソンがインタビューに応えた。地元紙「クロニクル」が報じている。 カラム・ウィルソン、ミゲル・アルミロン、アラン・サン=マクシマンのトリデンテを同時に欠くチームは窮地に立たされている。そんな中、トップチームの練習に参加し好印象を残しているアンダーソンにチャンスが回ってくる可能性もゼロではない。 アンダーソンは、10番を背負うサン=マクシマンの存在に影響を受けていると語る。 「彼は僕を大いに助けてくれた。メンバーに入れなかった

          主力離脱でチャンスは来るか 若手MFアンダーソン「挑戦したい」

          冬の新加入MFウィロック、チームの成績向上に自信「待ちきれない」

          ニューカッスルは27日、プレミアリーグでウルヴスと対戦する。試合を前に、ジョー・ウィロックがインタビューに応えた。 チームは年末年始の不調から抜け出したかに見えたものの、ここ2試合はチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドという強豪2チームに連敗。降格圏のフルハムとのポイント差は僅かに「3」と縮まっており、ここ1ヶ月で本格的に残留争いへ巻き込まれてしまった。 「彼らは僕たちを残留争いに引き摺り込もうとしている。でも、次の数試合でポイントを稼ぐことができれば、安心して眠れる

          冬の新加入MFウィロック、チームの成績向上に自信「待ちきれない」

          ウィロックはどうなる? 失敗に終わった冬のレンタル5選

          2月1日、冬の移籍市場が幕を閉じた。ニューカッスルは最終日まで複数人の選手と交渉を行っていたが、最終的にジョー・ウィロックをアーセナルから半年間のレンタルで獲得している。 短期間の在籍ながら輝きを見せた選手が多くいる裏で、日の目を浴びず忘れ去られてしまったプレーヤーがいたことも事実。そこで今回は、過去の冬のローン移籍の中で失敗に終わってしまった5人の選手を紹介したいと思う。 アントニオ・バッレーカアントニオ・バッレーカの獲得はクラブ史上最も奇妙な移籍の1つとなった。 2

          ウィロックはどうなる? 失敗に終わった冬のレンタル5選

          問題発言連発!? 記者会見で火に油を注ぐブルース

          近頃のスティーヴ・ブルースは喋るたびにサポーターの顰蹙を買っている。 10試合未勝利というお粗末な結果を受け、有識者・サポーター問わず多方面からの批判を浴びるブルース監督だが、ある意味弁明のチャンスでもある記者会見では、自ら火に油を注ぐような発言を繰り返しているのだ。 リーズ・ユナイテッド戦を前にして行われた定例の会見では、メディア対応に消極的なチームの姿勢が浮き彫りとなった。 会見はオンラインを介して行われており、ブルースと記者は直接顔を合わせることができない。スカイ

          問題発言連発!? 記者会見で火に油を注ぐブルース

          「ラファはワールドクラスだが…」 ブルース、自身は適任だと強調(インタビュー全訳)

          スティーヴ・ブルースが指揮官としての立場や前任ラファ・ベニテスとの比較についてコメントした。 昨シーズン、ブルース率いるニューカッスルは13位で1年を終えた。ベニテス時代の17-18シーズンと同じ44ポイントを稼ぎ、18-19シーズンと同じ順位でフィニッシュしたことは、多くのサポーターを驚かせた。 一方でその魅力に欠ける戦術や、ベニテス時代に比べ戦力面で恵まれているという理由から、本当の意味でファンがブルースを評価することはなかった。実際2年目の今季は序盤こそ悪くないスタ

          「ラファはワールドクラスだが…」 ブルース、自身は適任だと強調(インタビュー全訳)

          白星から遠ざかること9試合…それでも指揮官交代はまだ先に?

          ニューカッスルの未勝利記録はまだまだ続きそうである。 8試合勝利のない中迎えたアーセナル戦、ブルースはここ数試合とは違い4-4-2を採用。好調を維持するマティ・ロングスタッフやアンディ・キャロルがスタメン出場した。ここ数週間サポーターから批判の集中砲火を浴びているブルースが、状況を好転させようと試みる姿勢が見てとれた。 だが、小手先だけのフォーメーション変更はなんの意味も持たなかった。結果は0-3の完敗。トップクラブであるアーセナルが相手だったとはいえ、”BIG6”は既に

          白星から遠ざかること9試合…それでも指揮官交代はまだ先に?

          ブルースはもう限界! 8戦未勝利で忍び寄る”負のハットトリック”

          まさに出口の見えないトンネルである。 プレミアリーグが発足されてからというもの、ニューカッスル・ユナイテッドのサポーターがチームに求める理想は”勝つ”ことよりも”闘う”ことだった。3点取られても4点取ればいい。その逆に大量失点で負けることも時には仕方ない。もちろん近代の市場が急拡大したフットボールにおいて、所謂メガクラブとの対戦では、時にディフェンシブになる場合もあるだろうが、それはチームが結果を追い求めた結果であろう。 だがどうだ、スティーヴ・ブルースがピッチの上で表現

          ブルースはもう限界! 8戦未勝利で忍び寄る”負のハットトリック”

          サンダーランドから若手選手がマグパイズへ流出? 地元のライバルが抱える闇

          1月のマーケットが幕を開け、ニューカッスルは1人の若手選手の獲得を発表した。彼の名は“ジェイ・ターナー=クーク”。17才の攻撃的ミッドフィールダーで、前所属クラブではU23チームにも帯同していた逸材だ。 この選手がもともと所属していたのは地元のライバルであるサンダーランド。サンダーランドからニューカッスル、そしてその逆もまた「禁断の移籍」などと評されることが多い訳だが、ターナー=クークの場合は少しばかり事情が異なる。 ターナー=クークの父であるジョン・クークは、25年に渡

          サンダーランドから若手選手がマグパイズへ流出? 地元のライバルが抱える闇

          油断できないビーズ戦…元ニューカッスルFWが最大の脅威に?

          ニューカッスルは22日、カラバオカップ準々決勝でブレントフォードと対戦する。 チームは先週、ミッドウィークのリーズ戦で2-5と大敗を喫し、週末には退場により1人少ないフラムと1-1の引き分け。昇格組2チームに僅か1ポイントのみ、リトリート中心の消極的な戦術をとったことで、サポーターのブルース批判は一層強まっている状況だ。 そんな中、チームはカップ戦の準々決勝まで駒を進めている。そして22日のビーズ(ブレントフォードの愛称)戦に勝利すれば、ベスト4進出となる。 だが、状況

          油断できないビーズ戦…元ニューカッスルFWが最大の脅威に?

          ベンチを温める日々、掴んだチャンス…”控えGK”ダーロウはナンバーワンになれるか

          今シーズンのニューカッスルで一番活躍している選手は誰かと問われれば、多くのサポーターが2つの名前を挙げるだろう。1人はボーンマスから加入し攻撃を牽引するFWカラム・ウィルソン。もう1人は開幕前までバックアッパーだった、GKカール・ダーロウだ。 ダーロウは2014年の夏にノッティンガム・フォレストからニューカッスルへの移籍が決まり、1シーズンのローンを経て正式にマグパイズの一員となった。しかし、25歳のキーパーがすぐに出場機会を掴むことはなかった。当時、ニューカッスルの守護神

          ベンチを温める日々、掴んだチャンス…”控えGK”ダーロウはナンバーワンになれるか

          リーズに大敗喫し…判定に不満示すブルース「展開は変わっていた」

          ニューカッスルは16日、敵地でリーズ・ユナイテッドと対戦し2-5で敗れた。試合後、指揮官のスティーヴ・ブルースがインタビューに応えている。 昇格組を相手にしたマグパイズだったが、常にホームチームに主導権を握られ、実に25本ものシュートを浴びる苦しい試合となった。 「最後の10分間に、悪い形で3失点を許してしまったと思う。リーズが試合を通して我々を苦しめていたのはわかっているが、こちらも反撃を見せていたし、逆に脅威を与えていた。残念ながら十分に良いディフェンスができなかった

          リーズに大敗喫し…判定に不満示すブルース「展開は変わっていた」