医師時々格闘技

医療機関に勤務しながら、趣味で格闘技・自転車(通勤手段でもある)をしています。 医療に関することを書きつつ、浅い知識を使った格闘技情報も書いていきます。

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最近の記事

外来受診時のコロナ対策チェックポイント

先日書いた「患者の目線で見る病院のコロナ対策の実際」ですが、「結局お前の入院日記だろう」とか「わかりづらい」というツッコミを頂きました。 そうなのか。。。今回は、入院ではなく、外来受診時に“医療機関はコロナ対策しているか“をみるポイントを書いていきたいと思います。 入り口医療機関に入る前・入ってすぐの所で消毒&体温測定ができるかどうかで安全性は変わります。寒い時期ではなかなか正確な体温は出ませんが、本当に熱がある一定数は見極められると思います。 裏を返せば医療機関内には「実

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    • 実際にPCR検査センターに行ってみて

      無症状感染者を割り出したり、感染蔓延を抑制するのに一役買っているPCR検査センター。 「出張するのに陰性照明が必要だから」「実家に行った時に周りに感染させないように」等様々なニーズに応える形で盛況です。このニーズを「商売」としていち早く確立させた会社は本当に賢いです。 筆者はこれまで2か所の格安PCR検査センターに行ってきました。 2か所とも都内(山手線内側)ですが、別法人が運営しています(それぞれの法人をA・Bと呼ぶことにします)。それぞれの良いところ・イマイチなところがあ

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      • 実際の濃厚接触者の定義とは?

        4週間ぶりに受診した患者さん。 少し痩せているので体調を確認すると「コロナで先日までホテル隔離されていました」と。詳しく話を聞くと前回診察した日の夕方から熱が出たとのこと。 前回診察時にはそれなりに時間をかけて診察した記憶もあったので、「自分は濃厚接触なんじゃ?」と一瞬考えてしましまいましたが 筆者にも病院にも保健所から連絡はなかったので、濃厚接触では無いと判断されているようです。 今回は「濃厚接触の定義」について改めて考え、書いてみたいと思います。筆者の意見が正しいかどう

        • 患者の目線で見る病院のコロナ対策の実際

          コロナに世界中が振り回された2020年も終わりを迎えようとしていた12月の半ば。 普段は「治療する側、切る側」にいた自分が「治療してもらう側、切られる側」に回りました。今回、患者の立場から病院のコロナ対策を見る機会があったので入院経過を詳述したいと思います。(コロナで入院したわけではありません。ややこしくてごめんなさい) 前兆はあった(入院まで24時間)手術される前の日の朝、目が覚めた時に何となく腹の調子がおかしいのに気が付きました。「前の日に何か変なもの食べたかな?」とい

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          コロナ発生時の保健所の対応(何故飲食店だけに補償がされるのか)

          現在複数の格闘技ジムで「嘱託医」をしています。 先日ジムの関係者からコロナ陽性者が出ましたが、保健所の対応からあらためて考えさせれたコロナ対策、そして浮かび上がった疑問を書いてみたいと思います。 今回陽性となった関係者(以下A)ですが、 2021年1月上旬 複数の会員さんに格闘技レッスンをしています(day0) 同日夜から軽度の倦怠感・味覚障害が出現したため翌日(day1)にPCR検査を受け さらに翌日(day2)に陽性と診断されました。 症状が倦怠感と味覚障害だけだったの

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          コロナ発生時の保健所の対応(何故飲食店だけに補償がされるのか)

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          初めまして

          「医師免許保持者」として20年近く働いています。 過去には年間300日以上を病院で過ごし、長期休暇以外の休みの日も出勤していましたが、最近は流石に体力も続かず・集中力の限界もあるのでオンとオフとをしっかり分けるようにしています。オフの日は仕事のことは忘れて趣味や家族との時間を大事にしています。 そうすることでオンの日も効率よく集中して仕事ができるようになりました。 格闘技と自転車を趣味としてやっています。 医療のこと、趣味のことを徒然に書いていきたいと思います。よろしくお願い