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#009 史上初附属校協働企画の制作秘話

無事、学院祭と稲稜祭が終了しました!

学院祭は完全オンライン稲稜祭は対面・オンラインのハイブリット開催となりました。

さて、附属連携プロジェクトでは「学院と本庄を音楽でつなげよう」というコンセプトのもと、「両校史上初の文化祭での協働企画」で出展しました!皆さんは既に、ご覧になったでしょうか?

今回は、早大学院×早大本庄『都の西北』『紺碧の空』制作秘話を大公開!両校史上初の企画の趣旨や経緯を書きましたので、是非最後までご覧ください!

1. 企画に至った経緯

5月某日、WASSミーティングに出た議題がきっかけでした。

「附属間の部活動交流ってどんなことできるかな?」

そこで本庄メンバーでグリークラブに所属している子が、こう提案してくれました。

グリーで一緒に歌えたらいいなー!本庄は男声が少ないから、学院の男声を聞いてみるのもおもしろそう〜」

そしてその夜、学院メンバーの1人が、寝ている時にふと思いついたそうです。

「そうだ!学院と本庄で一緒に校歌と応援歌を歌えばいいんだ!」

当初はグリークラブさんだけにお願いしようと考えていました。だけどやっぱりなにか限定的な気がするな、と。そこで別の学院メンバーがこう提案してくれました。

吹奏楽部とかにも協力してもらったら?

そこでまずは、本庄メンバーでブラスバンド部の子に相談し「やってみたい!」との好意的な返信をもらいました。すぐさま、学院の吹奏楽部の顧問の先生にご協力のお願いをしに行きました。

さらに「映像はどうしようか」と。確かに、映像のエキスパートはWASSにはいない。いや、本庄には映像作成のプロがいる、と。それはまさに本庄の映画制作部で、すぐさま依頼し、ご快諾を頂きました。

という感じで、最初は始まりました。

なによりも、企画の承認を得るために1ヶ月ほどかかりました。例えば、両学院の教務の先生に交渉したり、協力いただいた部活動団体の主将さんや顧問の先生方にもお願いしたり。

7月某日。各部の主将さんを集めて、Zoomで事前打ち合わせ『都の西北』と『紺碧の空』には歴史を物語るほど様々なバージョンがあるそうで、調やテンポなど細かく設定しました!

2. 『都の西北』

学院グリークラブ:
8月のお盆明けに、大講堂で収録しました!転調することが印象的な3番を担当してくださいました。本庄側が1番を担当したことにより3番だけ歌うという、普段と異なる感覚をつかむのに時間がかかりましたが、気持ちの入った素敵な歌声が収録できました!

本庄グリークラブ:
9月下旬に、稲稜ホールで収録を行いました。放課後の活動時間が制限され、時間が限られていた中の収録だったため、緊張感はありましたが、グリーらしい和気あいあいとした空気感でその緊張を跳ね除け、素敵な作品が収録できました!都の西北はグリークラブにとって普段からよく披露する親みのある曲だったので、安定した演奏を繰り返すことができました!

3. 『紺碧の空』

学院吹奏楽部:
吹奏楽部は、2・3年生を中心に、10月の学院祭明けに収録しました!企画のために、貴重な放課後の練習時間を使っていただき、10本もの録音をとって下さいました!顧問の先生からも「本庄に負けない演奏を!」とのアドバイスが飛び出すほど、一心に集中して演奏して下さいました!

本庄ブラスバンド部:
ブラスバンド部はちょうど分散登校期間の9月中旬に、2・3年生のみで収録しましたが、落ち着いた演奏を収録できました。普段は1・2番繋げて演奏するため、1番だけで終わりにするのに苦労しました。1人でも間違えて入ってしまったら録りなおしという緊張感の中、間違えて入ってしまった時には笑い合いながら、無事撮影を終了できました!

4. WASSとしての感想

まずは、附属連携の協働プロジェクトが発足してから半年が経ち、広く参画してもらえる方法を模索していた中で協力して頂いた両校の部活動団体の皆さんに感謝しかありません。改めてご紹介します!

・高等学院 グリークラブ
・高等学院 吹奏楽部
・本庄高等学院 グリークラブ
・本庄高等学院 ブラスバンド部
・本庄高等学院 映画制作部

個人個人が集まった企画ではなく、部活という組織が組み合わさった企画だったため、踏まなければいけない手順など多く、不安もありました。そんな中で各団体代表者を始め、この企画に熱意を持って参加してくださった皆さんのおかげで、素敵な作品が完成しました!ありがとうございました!

また、元々硬いイメージがあったWASSですが、音楽系の部活の連携により、WASSにとって新しい活動の幅が広がったと思います。これからも、幅広い分野で連携活動ができるよう、頑張ります!

約半年にわたる壮大な協働企画、無事、終演しました。

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附属連携プロジェクト(WASS)
早稲田大学の附属校である早稲田大学高等学院(東京都練馬区)と早稲田大学本庄高等学院(埼玉県本庄市)の附属連携を軸として活動している団体です。早大学院ではプロジェクト団体として、早大本庄では一団体として、公認を得て活動しています。附属連携だけではなく、大学の関連部署や団体などとともに高大連携活動も活発に行なっています。
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