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【男の着物入門】着流しに必要なアイテムはこれ!

和装に少し慣れてきた方におすすめなのが「着流しスタイル」。浴衣よりも一歩進んだコーディネートで、日常使いにも適した和装スタイルを目指します。ここでは、着流しに必要なアイテムを具体的にご紹介します。


1. 着物

着流しでは、気候や季節に応じて適切な着物を選ぶことが大切です。

単衣(ひとえ)の着物:裏地がなく軽やかなため、春や秋などの過ごしやすい季節に適しています。

袷(あわせ)の着物:裏地が付いているため、冬や寒い時期に向いています。

素材:日常使いには洗濯することもできる化繊や木綿や麻、ウールなどが選ばれることが多く、カジュアルなシーンに合います。

2. 肌襦袢と長襦袢

肌襦袢:汗を吸収し、着物を清潔に保つために着用します。肌着がない場合は、襟ぐりの空いたTシャツやタンクトップで代用することも可能です。

長襦袢:着物の下に重ねて着るもの。襟元や袖口からチラリと見える部分が着流しスタイルの品格を高めます。

3. 腰紐

着物を固定するために使用する基本アイテム。腰紐がないと着物が崩れてしまいます。

伊達締め

腰紐の代わりに使用することも可能。腰紐よりも幅広で、よりしっかり固定できるため便利です。

男〆

比較的新しいアイテムで、着物を固定しながら帯を結ぶ際の補助としても活躍します。伊達締めと用途が似ています。

4. 帯

着流しスタイルには帯が必須です。帯は、着物を固定しつつ全体の印象を引き締める重要な役割を果たします。

角帯

最も一般的な男性用の帯。シンプルで結び方も比較的簡単なため、初心者にもおすすめです。

兵児帯

柔らかい素材でできた帯。締め付けが少なく、リラックスしたスタイルに適しています。

5. 足袋と草履

足袋:足元を清潔に保ち、草履や雪駄と合わせるために着用します。

草履または雪駄:カジュアルな印象を保ちつつ、着流しスタイルにぴったりです。

まとめ

着流しスタイルは、浴衣よりも品がありつつ、日常にも取り入れやすい和装のひとつです。気候や季節、用途に応じて着物や帯を選び、自分らしいコーディネートを楽しんでみてください。

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