その花を受け取らないと、次の人に渡せない
多方面で、いろいろな人に、かなり甘えさせてもらっている。
長女気質のわたしは、本当に甘えることが苦手で、助けてもらっても
「迷惑をかけて申し訳ない」
「負担をかけて申し訳ない」
いつもそうやって思ってきた。
今はどうしようもなく困っていたりすることがあって
正直に困っているって伝えて、勇気を持って助けてほしいと言葉にしてみて
そしたら、ほとんどの返答が「いいよ」だった。
まぁその、共感性の強いわたしは「いいよ」のグラデーションも
受け取っていて、そこにはポジティブもネガティブもあるんだけれど
その「いいよ」という言葉を、その言葉のまま受け取るようにしている。
長女気質がたまに顔を出して、申し訳なさに苛まれる時があるけれど
それよりも、今この状況でできることを探した方が良い。
見つけたことを実行した方が、もっと良い。
こうやってとことん甘えさせてもらって
「わたしも困っている人がいたら、"いいよ"を言えるくらいの土台を作ろう」
と心から思えている。
そして、助けてくれた人たちに、人生のどこかで必ず、お返しをしよう。
今は何もできなくても、この先、必ず。
たとえ相手が忘れていたとしても。
恩返しも、恩送りも、全てやりきってから死のう。
受け取って、感じて、「恩」とは何かを知る。
それを知らないと、次の人に渡せやしない。
この花束の美しさが、わたしの誇りと感謝だ。
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