猫について考えていたら、コミュニティの話になった。
猫は「自分が心地いい場所」を見つける天才だよね
今日はそんな話が出て、「ああ、そうだなぁ」と納得した。
と同時に、「それ、なんだかわたしは下手なような気がするなぁ」と思ったのだ。
わたしは「モノ・コト」よりも「人」を重視するタイプ。何をするかより、誰とするか、が判断軸になっている。
そして判断した後も、「人」が中心になる。それほどまでに、人が好きということなんだけれど。
でも、全部を「人」中心に考えていると、しんどくなる時もある。
だって、「人」は変わるのだ。移り変わりが早いものにもたれ掛かってしまっては、変動に影響を受けるリスクが高い。
判断のきっかけになったのは「人」、その先に「モノ・コト」や「場所」に愛情や心地よさを得られないと、そこに根をはることは難しい。
「ご縁をつなぐ」っていうことも、「人」だけじゃなくて、その人が繋いでくれた「モノ・コト・場所」に対して愛情や心地よさを感じるところを見つけることだって、つないでいることなんだなぁ。
だって、そこに根をはるってことだもの。
そうすることで、「人」との距離感を調整できるし、「モノ・コト・場所」への愛情や心地よさも深くなっていく。
あれ、これってコミュニティや街づくりもそうかもしれない。
「人」重視の人には、「モノ・コト・場所」への愛情と心地よさを
「モノ・コト・場所」重視の人には、「人」への愛情と心地よさを
そうすることで、それぞれの根っこが育っていくのかもしれない。
良い距離感を保てるような場づくりの設計に役立ちそうな気がする。
あれ、猫って羨ましいなぁと思っていたんだよね。なんだか話が広がった。
とりあえず、明日京都に戻ったら、心地いいところに行こう。
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