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イベント終わりの独り言。

この季節の懐かしい記憶

春の高校野球の真っ只中。こんなぼくも、実は7年ほど前は高校球児で…春の大会に出ていました。

準々決勝で角館かくのだて高校に負けて、悔しくて。試合に出れない自分にも、何もできなかった自分にも、本当に悔しくて。近くの公園で明るくなるまで泣きながらバットを振った記憶があります。

手は真っ赤、豆が潰れて大変でした。でもそんな熱くて、悔しい日々が、今の自分を支えています。

そんなこんなで母校が3年連続の春の決勝へ。昨年の夏の決勝に続きですか。力をつけていますね、夏も楽しみ。がんばれ秋商!


街歩きをして

本日はぼくらが運営しているAKITA"KARA"アキタカラのイベントの日。昨年8月からコツコツと続けている"〜シリーズ"の第5弾として、歩く〜(あるく「から」)を開催しました。

街の翻訳家であるKazuさんにご協力もいただき、自分たちの街の見方が変わる、とても面白いイベントになったと思います。ご協力いただいたKazuさん、ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!

みんなで集合写真!

少し考えていること

楽しかった時間を思い出しながら…ぼくは僕で、色々と考えているところです。

ぼくらが運営しているAKITA"KARA"は、地元秋田でさまざまなイベントやプロジェクトを行っています。

よく「面白いことを作ってるね!」と声をかけてもらえるんですが、鷲谷自身はその言葉が少し腑に落ちないところがあって…

ぼくらは秋田の街を面白くしているのか。新たな面白い何かを作っているのか。そう考えると、いつも疑問で…。

ぼくらの活動は、第一に「自分たちが地元である秋田を楽しめていないんじゃないか…おもしろさに気づけていないんじゃないか…」という、

どこか自省のような感情が、軸にあります。

秋田という街を「面白くない」と口にしたことはたくさんあるし、「何もない」とも思っていたし。

まずはそんな自分がいることに自覚的になること。そこからはじめてみること。

そして、そんな自分から少し距離を置いて、街や物事を見て、新たに触れてみる。それを様々な活動を通してやっているのかもしれません。

なので、ぼくらは面白い何かを作っているというよりは、既に面白いはずの秋田を、自分たちなりに面白がろうとしている気がします。


日々をどう面白くするか!

それとぼくらがいつも大切にしているのは、日々です。ハレとケで言ったら、「ケ」。日常や日々ですね。

イベントごとってやっぱり楽しい。今日だって、秋田市各地でイベントがたくさんあります。でもぼくらに待ってるのは明後日からの仕事や学校という日常。

「仕事も楽しく、やりたいことを!」と言われればそれまでですが、「旦那!いきなりそれはハードル高いっす…」と、ぼくの地元の友達は言ってそうで。

なので、大変な日々を送るみんなの日々がどう面白くなるか。少しだけでも良いし、ちょっとだけでも良い。

心がちょいと軽くなったり、会社の愚痴を少し吐けたり、明日を前向きに生きれたり。秋田で暮らす多くの人の日々や日常を、少しだけで良いのでおもしろくしていく。

そんなことを、このAKITA"KARA"で出来たら良いなと思います。


全部は無理です。みんなの日常はみんなのものだから!AKITA"KARA"ができるのはほんの一部。あとは、みなさんで何とかしてください!笑

そこは相変わらず人任せ。鷲谷を知っている人なら、伝家の宝刀。みんなが相変わらず好き勝手に、グレーゾーンを生きながら、サブカルチャーを生みながら。

やりたいことをやったり、迷ったり。色々ある日々だけど。困った時に一緒にお酒を呑んでくれる仲間がいれば、秋田の暮らしも悪くない。

そんなカルチャーで、ノリで、ぼくなりの哲学で、これからもAKITA"KARA"を運営できたらと思います。

みなさん、明日から良い日々を!ぼくも少しだけ、みなさんの日々に顔を出すかもしれません~。その時は、どうぞよろしくお願いします!とても良い、1日でした!

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