わしお

関東在住の楽天ファン兼ロッテジャイアンツファン。都内の音大を卒業後、あちこち転々としたのち都内の総合大学で博士号を取得。

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関東在住の楽天ファン兼ロッテジャイアンツファン。都内の音大を卒業後、あちこち転々としたのち都内の総合大学で博士号を取得。

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野球朝鮮民主主義人民共和国代表、その素顔に迫る

 筆者はKBOファンの日本人であるが、プロ野球ファンになるずっと前から「北朝鮮ウォッチャー」であった。  となれば、おのずと興味は朝鮮民主主義人民共和国の野球に向かう。  かの国の野球は、これまでもさまざまな書籍や論文において論じられてきたテーマであるが、本稿では国立国会図書館に所蔵の『週刊ベースボール』と、韓国のネット記事を主に参照しつつ、野球朝鮮民主主義人民共和国代表の素顔に迫る。 ※特記事項 ・朝鮮民主主義人民共和国は、以下「北朝鮮」と表記する ・人物の敬称は省

    • KBOの育成選手制度

      はじめに NPBとKBOにはさまざまな違いがある。 KBOは1リーグ、外国人選手の契約枠に制限がある…など、数え上げればキリがない。ドラフト制度もかなり違う。 そうした日韓の相違点のなかでも、あまり焦点が当たることのない育成選手制度について本稿で簡単に紹介したい。 ※本稿は各種書籍や韓国のWikiサイトを参考とした なお、KBOでは2015年まで「育成選手」ではなく「申告選手」と呼んでいた。 また、それまでは「高校大学の卒業年次生は全員ドラフト指名対象」としてきたが

      • 韓国の独立リーグ・独立球団の歴史と現状(2024年5月加筆)

        はじめに筆者はこれまで、韓国の独立リーグ・独立球団に関する情報をTwitterで発信してきた。 韓国の独立リーグの歴史も積み重なり、紹介すべき球団が増えたことを受けて、note記事としてまとめたものが本稿である。 ※原則として、韓国人の人名はカタカナ表記とした ※敬称は省略した ※リーグや球団側からの発信が少ないため、主として韓国のWikiサイト「namuwiki」および各種報道記事を参照した 追記 独立野球団京畿道リーグでは、チームアップキャンパス野球場での試合を中心に

        • 投壊ふたたび-韓国代表、日本戦敗因の分析-

          はじめに ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC2023)が開幕し、3月10日に東京ドームで日本代表と韓国代表が激突した。 日本の先発はダルビッシュ有、対する韓国の先発は北京五輪で日本代表の前に立ちはだかった「微笑みサウスポー」キム・グァンヒョン。 僅差の好ゲームが期待されたが、終わってみれば13-4で日本が圧勝。韓国代表からみればまさしく「惨敗」であった。 3月9日のオーストラリア戦に続き、またも投手陣が崩壊してしまった。 さらに言えば、2019年プレミア

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          科学映像館と日本の近現代音楽

          KBO関係の投稿をするつもりで作ったnoteですが、自己紹介のあとの初投稿がまさかの近現代音楽ネタという… 「科学映像館」は実は日本の近現代音楽のアーカイブ NPO法人「科学映像館」では、日本の様々なドキュメンタリー映画・映像が視聴できるのですが、実はその中に、日本の近現代音楽を代表する作曲家が音楽を担当したものが沢山あります。 芥川也寸志、伊福部昭、松平頼則、三善晃、矢代秋雄…「科学映像館」の映像をあれこれ見ていくと、錚々たる名前が浮かび上がります。 完璧に網羅でき

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          自己紹介

          遅ればせながら、noteを始めてみました。 2005年から東北楽天ゴールデンイーグルス、2019年からロッテジャイアンツを応援しています。 (この記事の画像は、釜山社稷野球場で2019年に撮影したものです) ざっくり自己紹介しますと ・都内の音大を卒業 ・都内の音大の大学院博士前期課程を修了 ・数年間社会人生活を送る ・現在は都内の総合大の大学院博士後期課程に在籍 ・音楽家としては、作曲、編曲、指揮などで細々と活動 …という感じです。 普段はTwitterで活動しており

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