観光地プロモーションに「育成」+「アジャイル開発」みたいな即時性が求められて未完状態から育てる必要が⁉
アジャイル開発、スクラム開発っ! 高速PDCA、OODA!
ウェブシステム開発とその運用でよく聞く必殺技業界用語です。
これらはほぼ全部「未完」状態で、プロジェクト全体を動かしながらゴールに向かって砂浜を駆け抜ける青春の一コマ…に似てる。(チョットチガウ)
ゴールの姿がすごい勢いで変わっているのに対応する
ためにこうした必殺技が考え出されております。
フ━━━( ´_ゝ`)━━━ン IT業界は大変だなぁ。
ホジホジ(´σ_` ) ポイ( ´_ゝ`)σ ⌒゜
非ITの業界だとまぁ。ねぇ。そんな感じですか。
m9( ゚Д゚) ドーン! 甘――――い‼‼‼❗
非IT業界の中でも、宿泊業ですでにアジャイルだったりOODAを取り入れているところはかなりあります。ごく一部ですが。
事例を見て、正直すげぇなって感じてます。
(IT系企業から実家の宿泊業に戻って経営を始めた人とか居ますし)
ただ社内がそういう環境に慣れていないので、アップデートにイマイチぎこちなさが見えますが、そんなのは時間が解決してくれるでしょう。
ちなみにアジャイル開発とスクラム開発と経営との関係は本にまとまっているので、なんじゃそら? って思う方は、こちらの本を読んでみることをオススメです。
ITが関係ない業界なんて存在しなくなってしもた。
農業にはドローン技術がいろいろ入ってきていますし、遠隔操作やAIによる田畑の管理はかなり進んでいます。(栽培物の盗難に関してもドローンシステムと画像認識AIが大活躍)
イメージ的にITと縁遠いと気がする農林水産業は、実は今やIT最先端の現場と言っても過言ではない状態。日夜変化する環境に対応するために、システムは更新を繰り返しています。
自然が相手の場合、変更から反映まで施設単位で時間がかかることも考えられるものの、市場側の需要変化はとても早いものがあり、それらを合わせて育成環境の改良スケジュールに落とし込んだり、漁の場合は海洋データと突き合わせて、漁場を決定したりといったことが考えられます。
観光プロモーションにも不確定要素が増加
しているはずです。っていうかしてます。
そもそもZ世代に手を焼いているではないですか。
元人事教育の担当だったうちの役員の一人も嘆いています。
そんな観光プロモーション。
インスタ映えで注目を浴びようと、アレヤコレヤやっていませんか?
いやこれちょっと食べてみてぇんだけど。
あ。でもインスタ担当者さんならわかるかと思うのですが、こうした投稿を続けていくと、どこかの段階でフォロワー数が頭打ちになりませんか?
ところがキャラクターアカウントだとどうもそれが少ないらしいのです。むしろジワジワ増加を続けるのだとか。(DLE調べ)
そのロジックはキャラを育てることと情報提供の即時性。
権利関係の許認可が面倒なキャラクター(芸能人など)を使った場合、こうした即時性は難しいです。
しかしオリジナルのキャラならそんな問題は消えます。島根の例では、聖火リレーが中止になったとき、ツイッターを使って鷹の爪団のキャラクターが代わりに走ったツイートが爆発しました。
キャラがあると便利です‼ 本気で本気で。
ゆるキャラいるから大丈夫‼ とか自治体は言いそうですし、商工会とか青年会とかも同じことを言いそうですけど、ちょっと足りないんですよね。
なにが足りないのか?
マーケティング5.0になったんすよ。
これ、ちょっとマーケティングのトレンド推移を知る必要があって、その中でそこそこまとまっていた論文はこちらではないかなぁ…。
2012年に書かれているので、マーケティング4.0をベースに書かれている。
内容はデジタルマーケティングとソーシャル化のお話。
そもそもはコトラーのマーケティング4.0を読むのオススメ。
図書館に大抵あるし。
で、2021年になった現代。出てますよ。マーケティング5.0。
8月現在、まだ英語だけど。
内容的にはカスタマージャーニーとAIとDXに関すること。
インデックスを抜き出すと…
・マーケティングオートメーションのための人工知能
・アジャイルマーケティング
・「セグメントオブワン」マーケティング
・コンテキストテクノロジー
・マーケティングのための顔認識と音声技術
・カスタマーエクスペリエンス(CX)の未来
・トランスメディアストーリーテリング
・「いつでもどこでも」サービスの提供
・「Everything-As-A-Service」ビジネスモデル
・モノのインターネットとマーケティング用のブロックチェーン
・仮想および拡張現実マーケティング
・企業活動
観光というか、地域自体をブランド化しようよって時代から、アジャイルマーケティングをして、セグメントを絞りこんでマーケティングしましょって変わってきますね。っていうか、Z世代はそれをしないと無理ですし。
それぞれにブランドとして共通認識しない世代ですからね。Z世代。
そもそも中国からのインバウンドは戻りませんし。
チャンネル桜とか文化人放送局とかチェックして、その他海外メディアを見てると、ものすごい速さでことが動いているのを感じられます。
テレビメディアと新聞くらいからしか情報を得てないと、どうも温度差があるみたいで…。
そんな人のために前の記事で、大陸で起こっていることの情報ソースをまとめてみました。(わかってる人にはどうでも良い記事です)
これを前提にイロイロ考えなきゃいけない。
ことほむ 合同会社加賀支社は、金沢市の近くにあるんですけど、流行り病以前のクルーズ船インバウンドの町中にあふれていた人たちの姿を覚えてるんですが、それが戻ってくると考えていたら、かなりまずいでしょうね。
そして、大陸資本が入っちゃった企業や宿泊施設がどうなるのか、最悪撤退があったり、規模縮小するとか考えないとダメでしょうし、不動産投資で押さえられてやってる建物とか施設とかどうするのか…。
資本関係って表面化しにくいので、結構影響が出てくると考えてないと、足元すくわれそう。
さらにちょっと気になる推移がこれ。
2021年5月に帝国データバンクは倒産が増加すると予想していたのに、実際はそれが起こらなかった。
同じダイヤモンドの記事内で、東京商工リサーチからのデータを元に書いてるもの。帝国データバンクが書いていた5月の企業倒産予想が外れたのではなく、先送りされたと考えた記事が下のもの。
実態が見えないのでなんとも判断しづらいものの、ここでわかるのは、通常運転ではない企業が一部隠れているぞってこと。
大手企業さんだからといって安心してても大丈夫? 地方議会の皆さん。政治問題直結ですよ〜。これら。雇用の受け皿、大丈夫なのかしら?
イロイロ考えてるんですけど、話が噛み合わない。
早い人達はこれ感じていて、マーケティング5.0じゃなくても、小回りの効くようにアレコレ考えているんですが、対処療法に慣れちゃってると、なんとかなりそうって思えてるのか、話が噛み合わないことが多い。
結果が見えないからアジャイルとかスクラムとか考え出されてるんで、少なくとも観光関係の場合、凄い遅れていることを意識したほうが良いのに、あまり変わりませんね…。
鬼怒川温泉の廃墟群とか、他人事なんですかねぇ…。
あれ解体するの大変じゃないですか。
というわけで、イロイロ変わるときはチャンス。
ウェブ屋じゃないよ。コンテンツ企画と時代考証の会社だよ。うちは。
そろそろみんなで組み立てていきたいProjectがあるので、Twitterのアカウントを作ろうかなぁと悩み中。
あ、ゆるきゃらだけだと足りないんだよ。
足りないものなんだよって話は次の記事で。(長くなりそうなので)