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たまには「盆栽」という世界について書いておこうってタイトルだけど、本当はイベントの案内なのです。
弊社、令和元年・2年と名古屋市の徳川園で「盆(才)展」という、盆栽×アートっていうイベントを企画してきました。先回は「盆栽×POPアート」。
本来であれば令和3年もなんか企画して…の予定だったのですがね。コロチャンがね。そんなこんなで1回パスして、今回へ…。
‥弊社、今回関係ありませぬ‼(笑)
でも告知しちゃう。
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準備大変だからね。コラボ先の盆栽屋さん[大樹園]さんが動きましたっ!
焼肉屋さんじゃないよ。
イベント内容については…弊社、まったくわからないものの、[盆才展]という名前は継げました。で、大樹園さんのブログに書いてあった内容はと言うと…
アーティストであり編集者であるヨネちゃんこと米原康正氏をキュレーターに迎え、「盆栽×現代アート」の新しい世界観を提案します。
だそうなのですっ。いやー、頑張りました。(他人事)
盆栽って何が面白いのさっ‼
盆栽。かつて日本のお金持ちとおぢいちゃんのアイデンティティだったのにもう通じないんだよ。何を言っているかわからないと思うけど…
東郷美森の85秒体験である | 芸泉 #pixiv https://t.co/OVhWo1KzyL
— Nyanco@ことほむ🇯🇵 (@MstrNyanco) February 22, 2022
今は昔、昭和という時代があったそうだ。その時代を生き抜いた、今はもう過去なった当時の人の多くは、日曜日の18時30分から流されていた映像によって…盆栽はジイちゃんのものだと信じられてきたのです。そしてコトあるごとにキャッチボールの犠牲になっていた時代が…。
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競走馬と同じ世界だなんて、知らなきゃわからない世界だ。
競馬場に馬を見に行っていたコトを共感できる世代はすでに昔。今はウマ娘のおかげで、少しだけわかる世界かもしれないです。
盆栽木は[ウマ娘(競走馬)]で、盆栽屋さんは[トレーナー]さん。
[ダービー]にあたるものが盆栽展。その中でも[中央競馬クラシック三冠]に相当する大会に、国風盆栽展、雅風展、日本盆栽大観展などがある。
で、競走馬ってオーナーさんがいるのだけど、オーナーさん自身が育てているわけではなく(中にはそういう人もいるかもだけど)トレーナーさんに任せてコンディションを保つということがされているのと全く同じなのが盆栽の世界なのですっ!
つまるとこころ、盆栽娘を企画すれば良いわけですな。(なにか違う)
ウマ娘が…いや、競馬の面白さと盆栽の面白さは共通している部分があって違いは育つ時間くらい。盆栽はそれこそ何十年、何百年と一代の木が姿を変えていく。成長速度がゆっくりな分、衣装やアクセサリーで着飾る。それが鉢や軸、棚。伝統的なのは書画などだけど、令和の現代はアートと組み合わせて、世界観を作る。
その世界観を見ることが一つの楽しみ方でもあるのです。
競馬と同じで馬自身を見る楽しみ方や、トレーナーさんから馬のコンディションを予想して…とか色々あるように、盆栽も同じく楽しみ方はたくさんあります。(沼にハマれば)
令和5年の盆(才)展は、可能なら「盆栽娘」…
弊社、現在つくも神として古いものを擬人化して、自分語りをしてもらうプロジェクトを進行していますので…
やっちゃう? 盆栽もやっちゃう?
応援娘はいるみたいだけど…
全然告知と関係ない方向+せっかくカッコええチラシを作っている大樹園さんには悪いけど、やっぱりサブカルに走りました。(笑)
実は絶滅危惧に…
競馬と違って派手なレースがないからか、今現在この業界は衰退の一途を辿ってます。日本文化と一口に括れない造形技術とも言って良い樹形制御の技術継承も、若い職人さんが暮らしていけるほどとなると、現在の盆栽園ではなかなか難しいことが現状です。
実際ポップアートや現代アートと結びつけたかった根本的な要因はこれに起因しています。
盆栽園さんが開く小さな盆栽展は、オーナー募集の展示会みたいなもの。
加えて盆栽の世界を楽しむ入り口みたいなものですから、間口は少し広げたいですね。