【部員紹介】1年QB萩野雄翔「憧れから現実へ」
米式蹴球部でも、安全を考慮しつつようやく部活動も再開しています。2020年秋、例年通りとはいかない”特別なシーズン”を迎えますが、今年も60人あまりの一年生が入部しました。個性も十人十色、とても頼もしい限りです。
大学生活4年間は人生の中でも大きな存在。この4年間をどう過ごしていきたいのか、どうなりたいのか、なぜ、米式蹴球部を選んだのか。一年生の素直な気持ちをお伝えさせていただきます。
早稲田大学米式蹴球部新人の萩野雄翔です。
周りにアメフト選手もいない、通っていた高校にアメフト部もない。そうした環境の中で、なぜアメフトを知り、このBIG BEARSに入部を決めたのかを
この場をお借りしてお伝えできたらと思います。
1年QB萩野雄翔「憧れから現実へ」
アメフトというスポーツを知ったのは中学一年生の時でした。
アメフトとの出会い
当時は海外に住んでいて、スポーツではバスケをしていましたが
たまたま学校の昼休みにアメリカ人の友人が家から持ってきた、楕円形のボールを投げて遊び始めたのがきっかけでした。
気づけばYoutubeや題材にされた映画などで追ってしまうくらい
アメフトというスポーツに親しみと憧れを感じるようになりました。
アメフトがしたい
日本に帰国し少し落ち着いたころの中学三年生の夏前に
「アメフトに挑戦してみたい」、そう思ってタッチフットボールのチームに入団、
夢中になって練習に取り組みました。
練習は週末に一回で、中学生対象のチームでしたが
ますますアメフトの魅力に惹かれていったと思います。
高校生でも部活ではバスケを続けていた
アメフト部がなかったこともあり、高校生でも部活ではバスケを続けましたが
アメフトへの憧れは強くなるばかりで
JPFF(日本プライベートフットボール協会)所属のチームに参加しました。
多種多様、多彩な選手との練習は、たくさんの刺激となり
よりアメフトを好きになれた時間でした。
高校時のアメフトチームではWRだった
なぜBIG BEARSなのか
迎えた大学受験、中学の頃お世話になっていたチームのコーチに
進路、大学でもアメフトを続けたいことを相談した際に、早稲田大学を勧められたことがきっかけでした。
早稲田大学アメフト部はどういったチームなのだろう。
そう思って、BIG BEARSの試合をいくつか観に行ったのです。
一番印象に残ってるのは2019秋シーズンの法政戦です。
2TD分の点差で前半が終了するも、後半に逆転、リーグ戦優勝。
最後までやり抜くチームの姿は確かに衝撃的でした。
「BIG BEARSでアメフトをやりたい」
そう強く思わせる何かを、あのとき確かに感じたのです。
”勝利への執念”を感じた2019年秋法政戦
受験勉強するのがつらい、志望校のレベルを下げようかと考えたことは何度だってあります。
それでも”最後まで諦めてはいけない”と自分を奮い立たせ、乗り越えてきました。
「絶対に早稲田に入ってやる」
この気持ちを持ち続けていたことが合格の決め手になったと思います。
BIG BEARSの一員として
入学が決まってからすぐ練習見学に訪れ、現在はQBとして練習に参加しています。
正直にいうと、まだ自信をもって練習に取り組めていません。
プレーがわからない、パスのタイミングが合わない、自分が意図したところにボールが飛ばない。QBとして致命的な欠点ばかりです。
もちろん最初からうまくいくわけではないと思います。
しかしBIG BEARSは日本一を目指しており、一人一人の成長を求められているチームです。
上手くなりたい。
自信を持って、プレーできるようになりたい。
そのためにはもっと主体性を持って練習に参加し、努力を重ねていかなきゃいけないと感じています。
憧れていたアメフトを、憧れていたチームでできる今を大事に、これからも頑張ります。
1年QB萩野雄翔(法学部)