【EU4マルチAAR】3.ロシア流臥薪嘗胆
第一次カフカス戦役(1536-43)
ロシアはあくまでもペルシアとの平和的な交渉を望み、交渉を持ち掛けた。
ロシア「インドとアフガンの分割について相談しておきたいんだけど」
ロシア「アフガンはマシュハド~ヘラート~スィスターンを国境にして、インドはラホール、ドアーブ、ベンガルが欲しいな」
ペルシア「インドはそれでいいんですけど、実は今年中にオスマンと一緒に自称『ツァーリ』を討つ約束があってですね……」
ペルシア「紫までペルシア帝国の慣習的領土なんですよねぇ」
ロシア「インペラトールに称号を変えるんで許してください」
ペルシア「駄目です」
オスマン「駄目です」
ペルシアの戦争目標がアフガニスタンのゴールだったのもあり、序盤はアフガニスタン方面にムスリム連合軍が向かった。要塞不足によりどう頑張っても守れないので放置して、カフカス北側に軍を固めて比較的有利な地形で守ることにする。最悪の場合でもウラル山脈の要塞+城壁ラインならば迎え撃てるはずだ。
同盟国と同志国からの合計4000ダカット程の贈り物で扶養限界まで225k程の軍を雇い、小競り合いを繰り返すこと7年。1度の戦いを除いてその悉くに敗北し、遂に最もロシア本土に近いアストラハンで両軍が激突した。
軍質が劣り、AIホルチンとの二正面戦争で局所的な軍量にさえも劣るロシア軍が大敗して決着。ここでロシアは折れ、50点分の条約で講和することとなった。
捲土重来を期して
堅固なる2国間の同盟はついぞ崩せずペテルブルクに牙を向いた。ロシアは56万人もの死者を出し(敵方は合計34万人)豊かなアフガニスタンを全て失った。
しかし、戦争中に経済アイデア③を取得しラホールから交易を流せるようになったり、莫大な負債の返済による利息の解消、主教座の奉献の税収+10%、バーシュギルドとシベリアに湧いた金山2つを開発したりしたことにより収支が改善し、赤字から一転月40ダカットの黒字となった。これを元手に防衛施設と工場を整備する時間を稼げたと考えればこの敗戦も悪くない……ということにしておこう。臥薪嘗胆。
イギリス人のくせに統治が下手
グレートブリテン「君主死んだと同時にまたアイルランド独立したんですけどww」
ロシア「かわいそう」
国教会のイベントで、君主の代替わり毎に-50のopinion補正がついたためらしい。この独立も3回目くらいである。
数十年後、女王の死でまた独立。結局いくつかの属国に分割されて統治された。かわいそうに。
神の王国
1569年、ついに地上に神の王国が顕現した。ゲーム的には政府改革を固定し、陸軍士気+10%、君主の統治スキル+2、真の信仰州の人的資源+15%などの補正を与えるらしい。
……いや弱いわけじゃないけれども世俗の国家でイタリア建国した方が強くね? 国タグもミッションもNIも教皇領と変わらないので。
オスマン「神の王国の成立はいいんですけど、マグリブ進出はやりすぎじゃありません?」
オスマン「イストリアをイタリア領にする代わりにマグリブはウチって決めたじゃないですか」
神の王国「知りません」
この回では神の王国の中の人が来られず代理が入っていたが、彼の国は政権交代の度に公文書を全て燃やす国だったらしい。これはとんでもない火種になるのではないだろうか。ロシアはローマに味方するけど。
三年戦争
1578年にはついにプロテスタント連盟が皇帝フランスに対し叛逆の狼煙を上げた……!
こんなんプロテスタントが勝てるわけないじゃん。蛮勇AIボヘミアはなぜ行けるとおもったのか。
当然のようにカトリック連盟が圧勝し、帝位は旧教のフランスに留め置かれた。史実通りヴェストファーレン条約が結ばれ、領邦教会制が成立した。一方ロシアは旧教連盟にハイエナ宣戦し、スウェーデンからフィンランドを奪っておいた。
決して許せない規律+10%
欧州国家が新教を潰しているさなか、ついにペルシアが古の信仰を復活させた。あまりなじみがないだろうから、重要なボーナスを確認しておこう。
マルチプレイでは必ず凄惨な対人戦が発生するため、規律補正などの軍質強化と、人的資源補正や交易補正などの経済力強化が非常に重要である。どの補正も腐ることの無いマルチプレイ向きの宗教といえるだろう。
この重大インシデントを受けて、ペテルブルク首脳陣は対ペルシア包囲網を形成することを決断した。早速周辺の三カ国に声をかけてみる。
ロシア「オスマンさん、ペルシアが貴国と同盟破棄するって言ってるけど」
ロシア「早いうちに叩かないとマジで手が付けられないよ」
オスマン「ペルシアはズッ友なんで……」
※ネタバレ:次回裏切ります
ロシア「アラビア半島欲しくない?」
エチオピア「同感だわ」
ロシア「コロマンデルノードって白人の徴税官が管轄するべきだと思うんだよね」
イギリス「セイロン島だけしか貰えてないのおかしいですもんね」
※ロシアはコロマンデルはペルシア領だと認めていた
※ネタバレ:次回ペルシアが懲罰されます!!!
パシリオスマン
ペルシア「オスマンさ、ウチ今インドでの戦いで忙しいから反乱軍殺しておいてくれない?」
ペルシア「また湧いたわ。これもよろしく」
オスマンは快諾するも、軍質がペルシア基準だったので大苦戦。規律差20%とかあったはず。本当に対等な同盟国なんですかねぇ…?
ソンガイ相手に大損害
エチオピア「AIソンガイに負けそうなんだけどマジで助けてくれ~~」
エチオピア「ペルシアでもオスマンでもいいから」
さすがに憐れんだペルシアが金銭的に援助していた。以降エチオピアはペルシアを「第二ご主人様」と仰ぐこととなる。第一は当然イギリスである。
※ネタバレ:次回ペルシア懲罰に参加します!!!
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