#5【活動報告】早稲田出版主催Zoomプレゼンテーション実践会
みなさん、こんにちは。中小企業診断士の岩瀬敦智です。
2022年12月7日に早稲田出版主催のZoomプレゼンテーション実践会のメインコメンテーターを担当しました。参加された先生方、お疲れさまでした!
プレゼンテーション実践会とは
プレゼンテーション実践会(以下、プレゼン実践会)は、もともとTBC受験研究会の内部の講師がプレゼンテーションを磨く場として発足したプレゼンスキル向上を図る場です。
私が診断士登録した頃から既に定期開催されていますので、10年以上の歴史があります。
実は、このプレゼン実践会、コラムの「経験が少ない診断士が、企業研修講師としてキャリアアップして、安定的に稼ぐ」というテーマと密接に結びついています。
なぜ、「プレゼン研究会」ではなくて、「プレゼン実践会」という名前を冠しているのかというと、練習のための練習ではなく、あくまでも実践的なスキルを磨く場を提供したいという想いが込められているからです。
私もこのプレゼン実践会に参加して、山口先生や先輩の先生方、切磋琢磨する同僚の先生方から、実践的なテクニックを学ぶことで、プレゼン技術を高めました。
もちろん私だけではなく、このプレゼン実践会から多くの診断士の先生が飛躍していかれたのを見ています。私の 2年先輩の柳沢先生は、現在は企業支援活動の傍ら中小企業基盤整備機構の人気講師として全国を飛び回っていますし、1年先輩の矢田先生はここで得たプレゼン技術を武器に産業能率大学の准教授になりました。現在、早稲田出版のメイン講師である遠山先生、横山先生もこのプレゼン実践会で高めたプレゼン技術をテコにキャリアアップされたメンバーです。
ちなみに、プレゼン実践会による成長度合いについては、香川先生が自らのbefore-after動画をアップしているので、ご興味がある方はチェックしてみてください!いや、本当に最初に比べるとプレゼンが上手くなったなーと思いました(笑)。
Zoomプレゼン実践会のスタイル
もともとリアルで開催していたこの実践会をZoomで開催することにしたのが、Zoomプレゼン実践会です。Zoomで開催することにより、より多くの方に、場所を選ばずに参加していただけるようになりました。
現在のZoomプレゼン実践会のスタイルを簡単に紹介します。
※これからご紹介するのは2022年12月時点の進め方であり、適宜、リファインしていきますので、変更になる可能性があります。
■参加者は5分間のプレゼンの準備
内容は、受験指導を意識したものや研修を意識したものが多いです。もちろん、今はまだ講師はしていないけれど、自分が講師をするならばどうしたいか?という視点で作成をしていただきます。
※中にはすでに講師をされていて、その内容のブラッシュアップをしたいという先生もいらっしゃいます
■グループに分かれて5分間プレゼンの実施とフィードバック
グループに分かれてプレゼンを実施します。各グループには、すでに登壇実績がある講師が専属で付き、自分に合ったプレゼンスタイルを磨くためのフィードバックを受けることができます。もちろん、参加者が相互にアドバイスし合うこともあります。
■各グループ代表者による見本のプレゼン実施とメインコメンテーターからのフィードバック
各グループでプレゼンの出来が良かった人や、成長した人、工夫が光った人などの視点から代表者を1名選出し、その代表者が見本としてプレゼンを実施。そのプレゼンに対してメインコメンテーターであるベテラン診断士からフィードバックを受けることができます(11月度は山口先生が、12月度は私が担当させていただきました)。
もちろん、他のメンバーは代表者のプレゼンとそれに対するメインコメンテーターのアドバイスをオブザーブし、自分自身のプレゼン技術アップのヒントを得ることができます。
Zoomプレゼン技術を磨く重要性
揺り戻しはあるものの、やはりコロナ禍を経てリモート研修、リモート会議の比重は徐々に高まっていくと考えます。私たち、企業研修講師も戦略の本質に則り、環境変化に適応するためには、リモートでいかに分かりやすく、相手を惹きつけてプレゼンできるかが、より重要になると思います。
現に昨日も、ある研修ベンダーから講師宛てに、リモート研修で工夫していることを教えてください、というアンケートが来ました。
ただ、私の感覚ではリモートプレゼンは、まだまだ対面でのプレゼンテーションの劣化版という認識をもった研修講師も多く、リモートプレゼン技術にフォーカスしてスキルアップをしようとする人が少ない印象です。現時点で注力すれば、それだけでも企業研修講師としての差異化につながると考えます。
今回のZoomプレゼン実践会でもそのような観点から、リモート研修や、リモート会議でなるべく役に立つ技術をお伝えするという視点でフィードバックをさせていただきました。
もちろん、早稲田出版のプレゼン実践会が唯一無二のものではありません!ぜひ、皆さまも周囲でご自身のプレゼンを磨く場を探してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?