マニ研(早稲田大学マニフェスト研究所)
※この記事は、会の参加者だけでなく、人事総務ご担当や方針策定の担当者に向けて書きました 5月31日、早稲田大学マニフェスト研究所は、日本全国の自治体人事総務担当者を対象に、「第1回人事研究会」を開催しました。 総務省が2023年末に発表した「人材育成・確保基本方針策定指針」に基づいて、未来指向の方針策定に向けた準備と対策をテーマにしたこの会は、多くの自治体が直面する課題への対応策を探る場となりました。 ■研究会の背景と目的 人材は地域経営の基盤であり、その確保と育成は持
※このコラムは、人材マネジメント部会の修了生(マネ友)が活動したことを共有し、善政競争を促すために掲載しています。 ■ごあいさつ はじめまして、港区です。 今年の2月3日、港区で「若手研究会」を開催いたしました。 今年のマネ友3人で勢い?的に決めた若手研究会。どれだけの方に参加いただけるのだろう・・・と思っていたものの、全国から9自治体、総勢39人の方にお集まりいただきました!伊藤幹事、堀田幹事、また北川先生からもエールをいただきました。また、遠方からも(一番遠いのは
■地方紙さんと、JCさんと、市民団体さんと連携2015年の統一地方選で産声をあげた「マニフェストスイッチプロジェクト」。 細々と?!でも着実に、「なんとなく」から「政策をくらべて選ぶ」選挙の実現に向けて、ウェブ上で候補者の人柄や政策をくらべやすい情報共有をがんばってます。 お手伝いいただける方がいたらぜひ連絡ください! さて、 10月以降の選挙でもいろいろ連携を模索しているのですが、 長野県安曇野市の市民団体「あずみ野ファシリテーション部!」さんからお声がけをいただき、「
子育て世代のママさん達、高校生や大学生、NPOや民間企業、行政職員や首長、そして地方議員や地方議会から今年も沢山の応募があった。 『マニフェスト大賞』は2005年からスタートし今年で16回目を迎える。そもそも、このアワードは「地方自治体でスポットライトを浴びるのはいつも首長だが二元代表の一翼を担う地方議会(もしくは地方議員)にも優れた活動をしている事例は沢山あり、そのことも社会へ発信したい」という想いで全国の地方議員有志が立ち上がり発足した。マニフェスト大賞というネーミ
今夏、中国政府が学習塾に対して出した「利益を出してはいけない」という規制については中国国内でも賛否両論だが、日本でも加熱する「塾・習い事」は本当に子供たちのためになっているのだろうか?あるいは未来を創る人材育成の観点からみると、社会変革期の今、私は自分自身の従来の考え方を改める機会だと感じている。 中国の背景には、一人っ子政策を長年実施してきたツケが出て日本よりも深刻な少子化問題があり、その少子化問題を解消したいがための政策として学習塾を廃止する動きになっている(子供が一人
地方自治体の人事や人材育成は、まちづくり・組織づくりの核です。成果が直ぐに見える化しないところではありますから、まちづくりを考える際には忘れがちになりますが、実は肝心かなめの人事・人材育成です。 10月は「あらためて」そして「新しい」人材マネジメントを考える日を創りました。政策を活かすも殺すも人。人材育成こそ組織づくりやまちづくりを活性化させ次世代へバトンを渡していく胆です。いずれも無料です。 (1)10月14日(木)13:30~15:00 人事担当向けセミナ データを
本日、我が家の子供達は夏休みが終わって初めて登校する。9月1日からはじまった2学期は自宅でのオンライン授業だった。詳しく言えば、学校は「リアル登校かオンライン参加のどちらかの選択制」になっていたので、保護者である私と妻が2回目のワクチン接種を終了するまではオンライン参加を希望していた(子供達も家のほうがリラックス出来るため喜んでいたところもある:笑)。 そんな3週間のオンライン授業を経験し先日書いた「学校の高速通信環境の整備の必要性(学校の通信の脆弱性の改善)」に加えて
昨年の子育てママのプレゼン、一昨年の高校生のプレゼン、議員のプレゼン、議会全体としてのプレゼン、首長のプレゼン、行政職員のプレゼンなど毎年感動をよぶ政策コンテストが今年も参加されます。昨年からオンライン発表になりましたから全国津々浦々から登壇者、参加者が集えるようになりました。 日本は各地で様々な現象が起こっています。人口減少が大きな問題となり将来にわたり地域を維持することが困難になりそうな地域、都市部は活気がありそうに見えるけどその陰に潜んでいる貧困問題、少数意見がな
近年、地方議会のwebを活用したLIVE配信が増え議場へ行かずとも議会を傍聴することが容易になった。また、LIVE配信している議会なら全国どこの議会でも傍聴可能になったことにより筆者は時々「議会傍聴ネットサーフィン」している。この2年の新型コロナウイルス感染拡大の間にリアル傍聴が出来ないためLIVE配信する議会が増え傍聴可能な議会が急増している。 そんな折、昨日は世田谷区議会(代表質問)と熊本市議会(厚生分科会・委員会)を自宅から傍聴した。 音声も途切れず、映像も乱
早大マニフェスト研究所は「人材マネジメント部会」を開設し自治体の一般職と管理職の皆様にご参加いただき(通年参加)、その研究会の中で「あなたの役所の人・組織の現状は?」との問いに対して今夏に回答いただいた意見を一部抜粋し羅列したのが写真です(善い意見もありましたが約9割の意見が課題でした)。 どこに問題があるのでしょう? 「一番重要なのは人づくり・組織づくり」と言う首長や自治体幹部層は多いのですが、今の職員研修(人材育成)や人事の手法で本当に良いのでしょうか? 重要だと
コロナ禍でも議会活動を知る機会をつくり続けるコロナ禍でさまざまな制約がある中であっても、私たち市民が議会に関心を持ち、議論の「中身」をチェックできる機会を途絶えさせない。 その決意のもとで制作したのが、「議会マイニング」であり、この度公開した「議会マイニング東京都議会」です。 このnoteは、議会マイニングについての説明と、制作に至った背景や目指したい社会の姿、それに課題と今後の展開を記したものです。 4年間の議会での発言を「見える化」するのが議会マイニング議会マイニン
マニ研が毎年実施している、地方議会の改革度合いをしめす「議会改革度調査2020」の調査結果をオンラインで発表し、約200人の議会事務局職員や議員の皆さんにご参加いただきました。 その様子とランキング等をご紹介! ≫詳細は http://www.waseda-manifesto.jp/gikaikaikaku 当日は、マニ研の創設者で顧問の北川正恭・早大名誉教授(元三重県知事)に冒頭のあいさつをいただきました。 地方創生の時代に、地方から国を変えていく。 地方は民意の代表
マニ研が毎年実施している、地方議会の改革度合いをしめす「議会改革度調査2020」の調査結果をオンラインで発表し、約200人の議会事務局職員や議員の皆さんにご参加いただきました。 発表会でお伝えして好評だった、「得点分布」からみえることをかんたんにご紹介! 前回(1)はちょっと長い記事だったので、今回はワンテーマで。 ≫詳細は http://www.waseda-manifesto.jp/gikaikaikaku ■調査でみえること ↑この「スコア分布」は、今回の202
毎年実施している「議会改革度調査2020」の調査結果をオンラインで発表し、約200人の議会事務局職員や議員の皆さんにご参加いただきました。 「そもそも調査って?」をご紹介! ≫詳細は http://www.waseda-manifesto.jp/gikaikaikaku ■全地方議会に依頼→全議会78.5%からご回答 ・47都道府県、20政令市、23区はすべて調査にご協力いただきました ・中核市は1議会を除いてすべてご回答、一般市は95.9%、町村は61.8%の回答割合
2021年度がはじまりました。今年度もコロナ過にてなかなか先を見通せないスタートとなりましたが、昨年の様な「この先どうなっていくのか見えない」という状況ではなく「コロナ過での進め方」を冷静に考えられるという点では、同じコロナ過であっても大きく進化したように思います。 昨日夕方、長野県高森町役場の『R3年度施政方針等説明会』へオンライン参加させていただきました。私は高森町へ関わらせていただいて6年目になります。例年、この説明会へはリアル参加していました。その際、東京~高森
本日は2021年4月1日、行政でいうところの新しい年度がはじまる。昨年から新型コロナウイルスの感染拡大に伴い社会が急速に変化してきたが、今までの常識だと思われていたことが「実はそうではないんじゃない?」と気づき始め、本質が選ばれてくる時代に突入したともいえる。 春は桜が咲き誇り暖かくなる気候も相まって希望を描いて旅立つ光景が良く似合う。一方、はかなく散っていく桜があるように去っていく者もいる。 昨日(3/31)、悔しい想いをした。「地域が善くなるために」と熱心に活動