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2/13【作業室】舞台美術をつくっている会

どらま館制作部週間「どらま祭」について

どらま館では2025年2月12日(水)~17日(月)に「どらま祭」と題して、さまざまなワークショップやイベントをまとめて開催します。どらま館noteでは各企画の詳細について紹介しています。「どらま祭」全体については以下のHPをご確認ください。


企画概要

この企画の担当者がちょうどこの時期に製作している舞台美術の進捗や悩んでいること、考えていることなどを、ぽつぽつ喋りながら作業する会をします。

2025年2月13日、私はある現場の舞台美術を準備しています。約2週間後に小屋入りなので、焦っていると思います。一人ではきっと悶々と悩んでしまうから、本や小道具やお菓子を間において、絵を描いたり粘土をこねながら、居合わせた誰かとぽつぽつ言葉を交わしてみたいです。

担当

大澤萌(おおさわもえ)
早稲田大学文化構想学部4年。どらま館制作部。
元舞台美術研究会。
大学では演劇活動に携わり、舞台美術の製作や舞台監督を担当した。
小屋入り前の緊張に弱い。

作ってきたもの

銭湯
2Dカフェっぽい学校
スズナリっぽい階段
ツバメの巣
犬の仮面
和式便器

日時

2月13日(木) 14:00〜17:00

会場

早稲田小劇場どらま館 1F楽屋

定員

5名程度

料金

無料

予約

もっと詳しく

私はこれまで何回も舞台美術を作ってきたのに、小屋入り前はいつもてんやわんや、不安と緊張でどこかしらの具合が悪くなります。時間とお金の管理などいろんな課題はあるのですが、焦りの原因の一つとして、人と話す練習が足りていないのかもしれないと思っています。

舞台美術の製作は一人ではできないから、いつもいろんな人に助けられています。ただ私は、限界になる前にヘルプを求めたり、人の意見を聞いたり、提案を受け入れたりすることが得意ではありません。それは「自分の仕事に責任を持つ」とか「自分の力で頑張る」と言ってしまえば聞こえはいいけれど、一人でくたくたになるまで頑張ってみても、結局あんまり上手くいかないことの方が多いじゃないかと、最近ようやく気が付きました。

それなら、限界になる前に、現状の不安を吐露する機会を設けてみたらどうだろう。ただ気持ちをぶつけると私も相手も疲れてしまうから、間に物(絵や粘土や図面やお菓子)を置いて、ぽつぽつ言葉をこぼすくらいの軽さで、場をつくってみるのはどうだろう、と考えたのがこの企画です。気軽な会です。どうぞどなたもふらっと遊びにきてください。


※「どらま祭」各企画noteのマガジンはこちら。

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