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Photo by
d_tsujimoto
左右盲と運転の話
右と左を判断するのが昔から苦手だった。
右に行って。
右手の方で。
左指直して。
左指で押えて。
左折して。
右折して。
別に言葉を理解できない訳じゃない。
自分はそこまで馬鹿じゃない。
ただ、右と左を判断することに時間がかかってしまうのだ。頭の中のCPUが判断に1秒は欲しい、!といつも唸っている。
これは最近知ったことだが、
左右盲
と言うらしい。
右と左の区別を付き辛い人のことを指すらしい。
かなり少数派で自分以外に会ったことがないが、そういう人はいるらしい。
仲間がいて少し安心した。
これを調べて思い出したのが、自分は運転も苦手だった。
助手席の座ってる人に、次右折ね!次左折ね!
って言われてすぐ動けなかった。
そうして慌てて道を間違えたこと何度もある。
きっと、3年間運転続けても下手なところや、方向音痴なところもきっと左右盲からきている。
そうだ。俺は悪くなかったのだ。
価値観や脳内の処理速度だったり人によって違う。自分が当たり前にできることを相手もできると思い込んでしまってはいけない。そしてもっといけないのはそれを直接指摘すること。
皆、良いところもあってできないところもある。
これはあまり根拠の無い持論だが、何か欠けている人はその分なにかどこか優れていると思っている。
だから、きっと左右盲を犠牲にして自分は何か他の人にない特殊能力を身につけているのかも。
テレパシーとかね。