「お金に換えられないモノ」の結論の出ない話2
あるアーティストのつぶやき
奈良美智さんが、以前、店の扉に描いた絵がオークションに出されていることを嘆く様子をツイッターで見かけた。
だってしょうがないじゃん。いろんな事情があってお金を必要としていたかもしれない。そもそも他人に委ねたモノの扱いをどうしようが勝手だろう。と私は思うのだ。
でも、別の日に見かけた彼の呟きで、自らの作品がオークションで高値がついたことを嘆いているのを見かけたのだ。その時の彼は、「お金に変えられないモノをという思いで制作した作品に値段がつけられるとバカにされている気分になる。」的なことを述べていた。
自らの分身に他人が勝手に値段をつけたような感覚なのだろうか。なんともやるせない気分になる。
https://twitter.com/michinara3
端的にわかりやすいこの仏像の価格。
ものすごい値段だけど、金さえあれば神様の買えるのか?てなる。ていうか、神様を金で買ったらバチが当たりそうと思ってしまう。
お金を介在しづらい場面は確かにあるな。
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