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精神病故に工学学士を諦めた話
こんにちは、主です。
まだ二十歳にもなってない大学生なんですが、どうも最近頭が回らなくて、文章を書くのもおぼつかないですが、どうかお読みいただければ幸いです。
何か文章がおかしかったら指摘でもしていただけたら幸いです。
私、先日、休学期間含め1年半通った工学部から文系学部に編入することを決めました。普通だったら受験生で理系科目が忙しくて文転するとかならまだ聞いたことがありますが、わたしも大学に入ってから編入という形で文転するのはあまり聞いたことがないです。皆さんもそうかと思います。普通だったら理系学部のほうが就職もいいし将来安泰だしいいんじゃないの?なんて私でも思いますがそうなった経緯とかいろいろお話できればいいなと思います。
まず、今回の編入ですが、私の持病である精神病が大きく関係しています。
そもそも工学といっても多種多様な分野がありますが、私がいたのは土木学科でした。これ自体には元々交通インフラに興味があり、それで志して入ったのです。
やめることとなった大きな理由ですが、土木と精神病の相性の悪さです。土木学科を出てやる仕事の代表は土木の施工管理になります。この施工管理という仕事、労働環境が劣悪で、慢性的な長時間労働という側面できついといわれており、精神病患者には厳しいのかなぁなんていろいろな話を聞いていて思います。
ただ理由はそれだけではなく、作業員はじめ人の命を守るという使命があり、一つの小さなミスで人が死んでしまうという側面があります。これが精神病患者がやるには最悪なのです。精神病、特に私のように統合失調症を患っていると、そういう責任重大な仕事はどうも任せられないのです。
土木の施工管理の仕事のほかにも、列車の乗務員とかタクシードライバーなんかは、精神病だとなれない仕事とされています。これは、人の命を預かるという側面が精神病患者にとっては厳しいとされているからでしょう。
列車乗務員なんかは、国交省のお触れで、精神障害者じゃ列車の運転免許自体が取得できないことになっています。
ほかの学科に転科しても、電気工事士や建築士みたいな、人の命を預かるような仕事というのばかりで、どうも私がいきいき活躍している未来というのが見えなったんです。
もうひとつ理由があります。これは自業自得でしかないのですが、あまりにも卒業できる気がしなかったんです。私のところは数ある大学の中でも、結構出席システムは厳しいほうだったと思います。あまり詳しくは書きませんが、躁鬱みたいな調子の波が激しい人間には日本一厳しいような感じでした。
それに、これも自業自得でしかないのですが、必修の化学実験でトラウマのようなものを発症してしまったのです。
化学系の実験、大学レベルのガチのやつになると、外の環境に実験結果が左右されないように、入り口の扉を閉めたり、ブラインドを閉めたりします。それに、薬品が口の中に入らないようにガチで飲食禁止で、実験室内で水一滴も飲むのを禁止されていたりします。そんな状況下で実験の授業を受けていたわけですが、とある教授の授業でなぜか入り口のカギを閉めるという方がいました。遅刻した学生と定時できた学生とを区別するためらしいですが。
そうするしかないよなとは思いますが、一回だけ水を飲みに行ったら鍵を閉められていたことがありました。そういったことや、割と厳しい教授だったため、生命線である飲水ができない(向精神薬を飲んでいる故頻繁に水を飲まないと脱水してしまうため)ということや圧迫感に恐怖を感じ、ある日、その実験に行こうと思ったら大学構内で倒れこんでしまったことがありました。
それ以降そういったことが頻繁に続き、ついには大学に関係のないところで倒れこんでしまうということがありました。それゆえ療養のため休学をしました。
半年後復学をしたのですが、それでも本調子は長くは続かず、結局自殺未遂したのをきっかけに通学拒否になったり…といろいろあったため、在学限度で卒業できる見込みが完全になかったのです。そんな大学に一年一年高い学費を払ってられないため、結局卒業をあきらめ、そういった状態に比較的ならないような大学学部を見極め、編入することにしました。
結局逃げているだけだしどうしようもないくずなだけなんですが、工学でいちばん人の役に立つことで飯を食っていくことはあきらめることにしたのでした。