わるつの期末テスト集中講座 中2理科 No.2 物質の成り立ち(実験)
こんにちは、若宮わるつです。今回の「わるつの期末テスト集中講座」は、前回まとめた「物質の成り立ち」の実験の内容をやっていきます!前回と同様、内容は中2です。それではやっていきましょう!
今回のテーマ「No.2 物質の成り立ち(実験)」
今回は物質の成立ちについてなので、以下の項目で解説していきます!尚、その先は私の使っている教科書の例と自分の考えた問題で解説していくので少々違う部分があります。
①酸化銀の加熱
②水の電気分解
③炭酸ナトリウムの加熱
①酸化銀の加熱
酸化銀を加熱すると…白色の物質と気体に分けることができます。
結論から言ってしまうと、酸化銀を加熱してできた白色の物質は銀、気体は酸素です。
その点を意識して、以下の問題を見てみます。
Q1. 気体を集めた試験管に火のついた線香をいれると、線香が炎を出して激しく燃えた。気体は何か。
→答えと解説
答え=酸素
線香を近づけて確認する気体は酸素。また、酸素に火のついた線香を近づけると炎を出して激しく燃えます。
定番問題なので覚えておくとよいです。
Q2. 加熱後に残った白色の物質をろ紙の上にとり、金属製の薬品匙で磨くとどうなるか。
→答えと解説
答え=金属光沢がでる。
出来た物質は銀なので、金属製の薬品匙で磨くと金属の性質である金属光沢がでます。
この実験で起こった、1種類の物質が2種類以上の別の物質に分かれる化学変化を、分解と言います。
②水の電気分解
電源装置に薄い水酸化ナトリウム水溶液を入れて電流を流して水を分解することを水の電気分解と言います。
Q1. 実験でなぜ純粋な水でなく水酸化ナトリウム水溶液を使ったのか説明せよ。
→答えと解説
答え=電流を流れやすくするため
純粋な水に電流はほぼ流れないため、水酸化ナトリウム水溶液を混ぜて流れやすくして実験をする。
Q2. 気体がより多く集まったのは陰極側か、陽極側か答えよ。
→答えと解説
答え=陰極側
水素の集まる陰極側のほうが多く気体が集まる。
暗記しておくほうがよい。
Q3. 陽極側から発生した気体は何か。
→答えと解説
答え=酸素
Q2で片方が水素ということがわかってしまっているのですが、水は水素と酸素からできているので、もう一つの気体が酸素だとわかります。
陽極側から酸素、陰極側から水素と覚えておく。
③炭酸水素ナトリウムの加熱
炭酸水素ナトリウムをガラス管のついた試験管Aに入れ、試験管の口を底より下げて底をガスバーナーで加熱し、水上置換法で加熱して出た気体を試験管Bにとる実験です。
Q1. 試験管Aの口を底より下げて加熱したのはなぜか。
→答えと解説
答え=出てきた液体が試験管の底のほうに流れて試験管が割れるのを防ぐため。
出てきた液体が試験管の底に流れるのを防ぐためでは不十分。なぜ逆流してはいけないのかまで書かなければいけない。
Q2. 試験管Bに集まった気体に石灰水を入れて降ると白く濁った。この期待は何か。
答えと解説
答え=二酸化炭素
石灰水と反応して白く濁らせる気体は二酸化炭素。
Q3. 加熱後の試験管Aの口元には液体がついた。この液体が水であることを確かめるには何の試薬を使えばよいか。
答えと解説
答え=塩化コバルト紙
水を確かめるには塩化コバルト紙、と覚えておく。
火であぶって青色にしてから使う。
Q4. 加熱後、試験管Aに残った炭酸ナトリウムと元の炭酸水素ナトリウムを水に溶かし、フェノールフタレイン溶液を加えたとき濃い赤色になるのはどちらか。
答えと解説
答え=炭酸ナトリウム
炭酸ナトリウムのほうがアルカリ性であるため。
終わり
はい、今回はこれで終わりです!
本当に元素が嫌いすぎるっ……!
もうやる気がだんだんしぼんでいくのが手に取るようにわかる…。
なんか重いあとがきですが、次回は「No.3 物質同士の科学変化(実験・基本)」です。
期末テスト高得点に向けて頑張っていきましょう!おー!
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