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偶然、アラン・ワッツを知る-宇宙と私の本質/秘密も知る-

通勤帰り、動画でアラン・ワッツという哲学者を知る。

労働や人生の意味も深いが、むしろ、彼の世界観の方に興味を持つ。

我々は風穴なのだ。
世界から切り離された、世界に偶々、産み落とされた存在ではない。
逆で、世界の中から、生まれてきたのだ(それは大海の波であり、山奥の風穴であり、祇園精舎の鐘の音でもある!)。
作者は、木から生えてくる葉っぱにたとえている。
それはまた、ゲシュタルトの図と地(だまし絵)でもある!

そこには、もはや、どちらが図でどちらが地かもない。

それはまた、胡蝶の夢でもある。

般若心経の空即是色の空とは、風穴でありゲシュタルトの図でもある。

色即是空とは、どちらが図か地すらもないということだ。

世界の真理ないし、我々の本質を表している御経なのだということが、はじめて分かった!

同時に、延命十句観音経の観世音とは何か?

それは、観世音=今ここ身体なんだ。

朝に今ここ身体に全集中
夕べに、今ここ身体に全集中

観世音菩薩とは、まさに、今ここ身体の化身でもある。

延命十句観音経もまた、世界の真理ないし、我々の本質を表している御経なのだ!

では、不動尊秘密陀羅尼経とは何か?

これもまた、世界の真理、私の本質を表している。
ただ生きよ!
ただひたすら唱えよ!
ただ光れ!
ただ、それだけなのだ!

もはや、私は宇宙のおりんであり、叩くのは私ではなく宇宙であり、叩くリン棒は私の心であり、その音色は宇宙である!

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