自由律俳句(2021.2.6)

牛丼屋自由律俳句

・米の配分を紅ショウガで間違えた


・ちぎられた食券はお盆に置いたままで良いのか


・おじさんのワンオペではなかった


・自分のテーブルだけ水がない


・寝るなら他を当たれ


・あんなに疲弊した「ありがとうございました」は初めてだ


・アタマだけ大盛りなど可能なのか


・牛丼で糖質制限しようとは思わない


・珍しい方のタバスコを持ってこられた


・トングがうまく収まらない


・このドレッシングは期待を上回った


なぜか憂鬱

活気のある牛丼屋を見たことがない。

昼間に行かないからということもあるだろうが、朝の牛丼屋は店員側も客側もどことなく悲しみを背負っている様子。

主観でしかないが笑顔がとにかく少ない。

食事は命をいただくと同時に人間のオアシスであって欲しい。

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